斑入りオオハンゲ 学名: Pinellia tripartita 2013年6月16日 撮影
オオハンゲはサトイモ科 ハンゲ属の多年草で、本州中部以西、四国、九州の樹林下に自生しています。
ハンゲとは日本原産のカラスビシャクの漢方名で、地下の球茎を鎮嘔、鎮咳薬とするようですが、カラスビシャクは一度生えると根絶させるのが大変な植物で、わが家の庭にも生えています。
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2種の斑入りオオハンゲの魅力
斑入りオオハンゲ 学名: Pinellia tripartita 2014年6月2日 撮影
オオハンゲの自生地は本州中部以西と言う事から関東以北の我が家の山林ではないことから、まだ自生の花を見たことがありませんが、栽培品はカラスビシャク(学名:Pinellia ternata Breitenbach)を大きくしたような形をしています。
カラスビシャクも可憐だと思いますが、繁殖力が大せいであることから、栽培には向かないと思います。
様々な斑入りの品種が出回っていて、斑入り植物としての人気があるようです。
私は斑入り植物を好んで集めていると言う事はないのですが、趣味の友だちからいただいたものがこれらの素敵な2種のオオハンゲです。
上の写真は今年は花がありませんが、昨年はもう少し遅かったので、これから見ることができたらと期待しています。