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広告 早春の花・山野草の育て方

フッキソウ(富貴草)の育て方

フッキソウ

山地の林内に生える雌雄同株の常緑亜低木であるフッキソウ(富貴草)は目立たない花ですが、丈夫なことからグランドカバーとして利用されているのをよく見かけます。

葉の傷みが少なく、常緑であることから、冬でも緑が美しいので、落葉樹の下などでは良く映えます。

殖えすぎますが、私も好きな植物なので北の方に植えて緑を楽しんでいます。四季を通してきれいな葉を保つので、北玄関などには良く合いそうです。

上のフッキソウ(富貴草)は、自宅で2003年3月31日に撮影したものです。

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フッキソウ(富貴草)の特徴と育て方

フッキソウ

フッキソウ(富貴草) 2003年3月30日 撮影 栽培品

 
和名フッキソウ(富貴草)
学名Pachysandra terminalis
科名・属名ツゲ科 フッキソウ属
分布北海道、本州、四国、九州、東アジア、北アメリカ
花期3~5月
特徴

茎の下部は地を這い、上部は斜上して高さ20~30cmになります。

葉は厚く、密に互生し、長さ5~10cm、幅2~4cmの卵状楕円形または菱状楕円形。上半分には粗い鋸歯があります。

雄花は茎の上部に密に付き、その下に雌花が5~7個つく。雄花にも雌花にも花弁はなく、4個の萼弁があります。

果実は核果。長さ約1.5cmの卵形で白く熟します。

山地の林内に生える雌雄同株の常緑亜低木。

和名は常緑の葉が茂る様子を繁栄にたとえたものという。

育て方

常緑で日陰に強く、寒さにも強いので下草としては抜群です。

植付けは春。

殖やすのは早春に株分けをします。

広い場所の下草として植えてあるのを見かけます。手入れをしないでよく、草が生えないし、埃が立たないのが利点だと思います。


グリーンカバー(下草)に最適なフッキソウ(富貴草)

私ははっきりと植えた覚えがないのに北側に生えていますが、何でも育ててみたい私が、数十年も前に誰かにいただいて植えたのかもしれません。

その頃はフッキソウなど気にもしていませんでしたが、現在は大きな建物が建っている庭木の根元などに植えてあるのをよく見かけますが、常緑で、草が生えないし手入れの手間が省けるのではないかと思って見ています。


我が家は北側の狭い場所に植えていますが、それでも殖えるので時々抜いています。

群馬フラワーパークでグランドカバーとして植えられていたフッキソウ

フッキソウ

フッキソウ(富貴草) 2007年4月22日 撮影  群馬フラワーパーク

群馬フラワーパークに植えられていたフッキソウです。フッキソウはよく見かける花ですがあまり写真に写すこともありませんが、この日は写真を写すことが目的だったためにいつもは写さないような花も写しました。

後で思ったのですが、1本ではなく、グランドカバーとしての状況を写せばよかったと思いましたが、家に帰り写真の整理をするときに後悔することが多いのは今に続いています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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