ヨーロッパ南西部や北アフリカに分布している、(Narcissus bulbocodium)は、小型原種スイセンの代表的な種類です。
ペチコートスイセンとも呼ばれるように、可憐な雰囲気のあるスイセンで、変種や品種が多く人気があります。
他の水仙と同じように、春は日によく当たる場所で管理し、花後は半日陰での管理します。
上のナルシサス・バルボコディウム(Narcissus bulbocodium)は、自宅で2020年4月17日に撮影したものです。
スポンサーリンク
ナルシサス・バルボコディウム(Narcissus bulbocodium)の特徴と育て方
ナルシサス・バルボコディウム-Narcissus bulbocodium 2016年4月11日 撮影 栽培品
和名 | ナルシサス・バルボコディウム |
別名 | ペチコートスイセン |
学名 | Narcissus bulbocodium |
科名・属名 | ヒガンバナ科 スイセン属 |
分布 | ヨーロッパ南西部や北アフリカ |
花期 | 3月~4月 |
特徴 | ナルキッスス・バルボコディウムは小型原種スイセンの代表的な種類で、変種や亜種を含めて、ヨーロッパ南西部や北アフリカに広く分布、ペチコート水仙とも呼ばれ、草丈10~15cmほどになります。 漏斗状の副花冠が目立ち、細い披針形の花弁がその基部に散らばるように着いています。 漏斗状の副花冠の長さは2cmほど、花弁の長さは2cm弱。葉は長さ10~20cm程度で、ほぼ円柱形をしています。 花茎は葉より長く、花は花茎に1個、横向き、またはやや斜め上向きにつき、花色は黄~白。 地下には球根(鱗茎)ができます。 可憐な雰囲気のあるスイセンで、多くの変種や品種が多く、人気があります。 |
育て方 | 水はけ良く、肥沃な土で、冬は日当り、夏は日陰を好みます。 植付け適期は夏の休眠期行い、花後は全体が黄色く枯れるまでは掘り上げないで管理します。 鉢植えの場合は球根が、鉢の中ほどになるように深植えにします。 植え付け時に元肥を施し、生育期に2週間に1回、リン酸とカリが多めの液体肥料を施します。庭植えの場合は、真冬を除く成長期に、リン酸の多いものを置き肥すると良いようです。 庭植えにしている球根より、10月には新葉が出始めています。 |
原種水仙の代表的なナルシサス・バルボコディウム-Narcissus bulbocodiumのまとめ
ナルシサス・バルボコディウム-Narcissus bulbocodium 2016年4月9日 撮影 栽培品
子供のころから水仙は好きな花の一種で、山野草を育て始めても庭が広かった宮城県に住んでいた時には園芸種をかなり多く育てていましたが、現在は山野草が主なので、原種のものを好むようになっています。
原種水仙もたくさんの品種があるようですが、場所が確保できずに現在はナルシサス・バルボコディウムだけを庭で時々植え替える程度で育てています。
しかし、手入れが行き届かず植え替えも数年に一度という状態なので、現状維持程度に花が咲いてくれます。
時々鉢上げをして、肥料を上げた株は元気に育ちますので、手入れは欠かせないのだろうと思っています。
一番庭仕事の忙しい時期に咲いて枯れてしまうので、10月に芽が出てきたころに手入れを怠ったことを思い知らされ、来年こそはしっかり育てようと思うのが現状です。