アワモリショウマは栽培品、アカショウマは赤城山で出会い、トリアシショウマは志津温泉の山道で出会って写しました。
トリアシショウマはアカショウマの変種なのでとても似ています。ハナチダケサシもアカショウマの変種なのでよく似ています。
これらの植物はとてもよく似ていて見分けるのがとても難しいです。アカショウマについては、「名前はサラシナショウマに花序の形が似ていて、根茎が赤味を帯びていることによります。」と書いてありますので、根茎を見れば想像がつくのでしょうが、根を掘るわけにはいかないからです。
上のアワモリショウマ(泡盛昭升麻)は、自宅で2003年5月14日に撮影したものです。
スポンサーリンク
アワモリショウマ(泡盛昭升麻)の特徴と育て方
アワモリショウマ(泡盛昭升麻) 2003年5月14日 撮影 栽培品
和名 | アワモリショウマ(泡盛昭升麻) |
別名 | アワモリソウ |
学名 | Astilbe japonica |
科名・属名 | ユキノシタ科 チダケサシ属 |
分布 | 本州(近畿以西、四国、九州 |
花期 | 4~6月 |
特徴 | 山間の谷筋の岩の上に生える多年草。 丈は50㎝ほど葉はおおむね根生葉で、2~4回3出複葉で小葉は長さ2~7㎝、厚くて艶がありふちに鋸歯があります。 茎の先に白色の小花が、穂状 に咲きます。 茎の先に小花が泡のように咲くのでこの名がついたという。 |
育て方 | 蝦夷砂、軽石、日向土、硬質鹿沼土などの混合用土を用いマグアンプK等の元肥を入れて、排水良く植えます。 追肥として薄い液肥を与え、加湿にならないように半日陰で涼しく育てます。 10月に株分けをかねて植え替えます。 |
アワモリショウマ(泡盛昭升麻)まとめ
チダケサシ、アカショウマ、トリアシショウマ、ハナチダケサシなどは山で出会い、写真を写しているのですが、アワモリショウマは見たことがありません。
アワモリショウマは少し違っていますが、チダケサシ、アカショウマはとても似ていて名前を付けるのに苦労しました。
チダケサシの仲間は、チダケサシ、花チダケサシは別のページに載せたいと思います。チダケサシは家で栽培していることから間違いはないと思います。
アカショウマ(赤升麻)の特徴
アカショウマ(赤升麻) 2003年7月18日 撮影 赤城山
アカショウマ(赤升麻) 2003年7月18日 撮影 赤城山
和名 | アカショウマ(赤升麻) |
学名 | Astilbe thunbergii |
科名・属名 | ユキノシタ科 チダケサシ属 |
分布 | 本州、四国、九州 |
花期 | 6月~7月 |
特徴 | 高さ40~80cmの多年草。 葉は3回3出複葉で、葉柄の基部や節に鱗片状の褐色の毛があり、小葉は長さ4~10cm、幅2~5cmで先は尾状に鋭くとがり、ふちに重鋸歯があります。 花序は広い円錐状で、側枝は長い。花は白色。 名前はサラシナショウマに花序の形が似ていて、根茎が赤味を帯びていることによります。 明るい林内や草地に生えます。 |
トリアシショウマ(鳥足升麻)の特徴
トリアシショウマ(鳥足升麻) 2007年8月5日 撮影 裏磐梯
トリアシショウマ(鳥足升麻) 2003年8月3日 撮影 志津温泉
トリアシショウマ(鳥足升麻) 2003年8月3日 撮影 志津温泉
トリアシショウマ(鳥足升麻) 2003年8月3日 撮影 志津温泉
和名 | トリアシショウマ(鳥足升麻) |
学名 | Astilbe thunbergii var. congesta |
科名・属名 | ユキノシタ科 チダケサシ属 |
分布 | 本州、四国、九州 |
花期 | 6月~7月 |
特徴 | 山地の林内に生える、高さ40~80cmの多年草。 葉は3回3出複葉。頂小葉は広卵形で長さ5~12cm、先は尾状にとがり、基部は心形で、重鋸歯があります。 花序は円錐状で、側枝は良く分枝し、短腺毛がある。花弁は白色匙形で長さ4~6㎜。 |