トルコおよび東のエーゲ海諸島に分布しているというカンパニュラ・トメントサ(Campanula tomentosa)は大型のCampanula でとても魅力的な花をでした。
種から2年くらい育てた苗をいただき3年後に開花したので、開花までに5年くらいかかっていることになりますが、待ちに待った花はそれまで見たことのないような幻想的な花でした。
花を楽しんだ後の夏の暑さで枯れてしまったことはとても残念でした。
上のカンパニュラ・トメントサ(Campanula tomentosa)は、自宅で2007年5月27日に撮影したものです。
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カンパニュラ・トメントサ(Campanula tomentosa)の特徴と育て方
カンパニュラ・トメントサ(Campanula tomentosa) 2007年6月27日 撮影 栽培品
和名 | カンパニュラ・トメントサ |
学名 | Campanula tomentosa |
科名・属名 | キキョウ科 ホタルブクロ属 |
分布 | トルコおよび東のエーゲ海諸島 |
花期 | 栽培品:4~5月 |
特徴 | 白い産毛の生えた葉がロゼットになっていたが、そこから沢山の茎を伸ばし大きな筒型の花を開きました。 花は大形で長さ5㎝位、淡い紫の筒型。 丈は40㎝位になり、かなり大型のCampanula です。 |
育て方 | 2004年に苗をいただいてやっと咲きました。 そのときも播種から2年は過ぎていただろうから、随分遅い開花になります。 高山植物なので、鉢底にゴロ石を入れて、硬質鹿沼土、蝦夷砂軽石などの混合用土で植えこみ他のCampanula と同じように育てました。 春は日当たり、花後植え替えてからは雨に当てずに半日陰で管理します。 わが家は風通しの良いポリカーボネートの波板の屋根下に置き、真夏は寒冷紗をしています。 花が咲くまでは元気にしていたのですが、花後の暑い夏にかれてしまいました。 |
カンパニュラ・トメントサ(Campanula tomentosa)のまとめ
>カンパニュラ・トメントサ(Campanula tomentosa)はトルコ原産ですが、私が思っているトルコというイメージにとてもよくあっている花のような気がします。
いろいろな国の花を育てていると、その国らしい花というのがあるのが不思議です。日本の山野草にしても、北海道に咲く花と九州に咲く花、四国に咲く花とそれぞれに違った雰囲気があるのですから、世界を見渡せばもっともっと多様性があるのだろうと思うと興味がわいてきます。