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広告 春の花・山野草の育て方

姫カンムリシャジン(Edraianthus pumilio)の育て方

姫カンムリシャジン

石灰岩の崖および裂け目に自生するという、姫カンムリシャジン(Edraianthus pumilio)は高山の花にふさわしい清楚な花です。

2006年に播種して、2007年春には細い葉の中から蕾を上げてたくさんの花を咲き急ぐように開きます。気高い青い花が咲いている巡りには高山の空気が漂うような感じに感激しました。

5月の暑い空気の中で、茎は少し間延びしてしまったようですが、青紫の整った花は高山の花でした。

上の姫カンムリシャジン(Edraianthus pumilio)は、自宅で2007年5月19日に撮影した2006年1月播種の初花です。

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姫カンムリシャジン(Edraianthus pumilio)の特徴と育て方

姫カンムリシャジン

姫カンムリシャジン(Edraianthus pumilio) 2007年5月16日 撮影 栽培品(2006年1月播種の初花)

 
和名姫カンムリシャジン
学名Edraianthus pumilio
科名・属名キキョウ科 カンムリシャジン属
分布バルカン半島の高山
花期栽培品:5~6月
特徴

石灰岩の崖および裂け目に自生する多年草。

矮性房状で多数の這茎を持つ。

花はヴァイオレットブルーで茎頂に2~3花、上向きのベル形の美しい花が葉群の上に群れ咲きます。

育て方

通年日に当て、梅雨から夏にかけては雨を避け、真夏は寒冷紗をしたところで、管理しています。

鉢底にゴロ土を入れ、根に触れないようにマグアンプKを入れ、軽石、エゾ砂、日向土などの石系の用土に日光砂や鹿沼土の混合用土に植えています。

植え替えは毎年、秋か花後に行います。夏の蒸れに弱いので乾燥気味に育てています

春は日当たり、花後植え替えてからは雨に当てずに半日陰で管理します。

わが家は風通しの良いポリカーボネートの波板の屋根下に置き、真夏は寒冷紗をしています。

種から育てたので、苗はたくさんありましたが、猛暑に少しずつ減って絶えてしまいました。

姫カンムリシャジン(Edraianthus pumilio)のまとめ

崖の裂け目にブルーの小さな漏斗状の花が岩を埋めるように咲いている写真を見て感動しました。まわりのは空と岩があるだけです。

姫カンムリシャジン(Edraianthus pumilio)は発芽率のとても良い植物で1年で大きく育ち花を咲かせたのですから、岩の隙間の居心地の良いところに芽生えて命を謳歌しているのではないかと思いました。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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