朝鮮半島、中国原産のキバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)は、ホウチャクソウより大きくなりますが、うなだれて咲く黄色の花がとても風流があり、切り花としても使うことのできます。
わが家は朝日が当たる半日陰に植えていますが、少しずつ殖えて何度か株分けをしました。
庭植にすれば手間のかからず、狭い庭でも殖えすぎるということもないので、手間がかからず、きれいな花を楽しめる植物です。
丈が少しありますが、茎が太いので倒れる心配がないのも嬉しいですし、その株の下に、日陰のの植物を植えることが出来るので、重宝しています。
上のキバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)は、自宅で2020年4月17日に撮影したものです。
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キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)の特徴と育て方
キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草) 2004年4月20日 撮影 栽培品
キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草) 2004年10月24日 撮影 栽培品
和名 | キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草) |
学名 | Disporum flavens |
別名 | キバナアマドコロ |
科名・属名 | イヌサフラン科 チゴユリ属 |
分布 | 朝鮮半島、中国原産 |
花期 | 3~4月 |
特徴 | 草丈は40~50cm位の宿根草。 茎は直立、上部は分枝し花時にやや垂れます。 葉は互生し、卵形~広卵形で葉脈が目立ち、花は上部の葉腋から出た花茎の先の苞の間から、筒状の花が数個垂れます。 日本に自生するホウチャクソウより大型です。 |
育て方 | 路地植えの場合は、庭のカエデの下など、夏あまり暗すぎない半陰地がよい。 多少勾配のある場所を30cmほど掘り下げ、底部に浅く礫を敷きこみ、その上に掘りあげた土と腐葉土を半々に混ぜたもので定植します。 深く植えるとその後の成長がにぶるので、地下茎の上を1cm程度表土で覆うくらいがよい。 植え替えは3月または10月。繁殖は同時期に株分をします。 庭植の場合は早春に置き肥をして、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 関東地方の我が家の場合は朝日が当たる木陰に植えています。それほど殖えるわけではありませんが丈夫で、育てやすい花です。 |
キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)まとめ
キバナホウチャクソウ(黄花宝鐸草)は丈夫で庭植でも楽しむことが出来ますが、ホウチャクソウのように殖えすぎるということがない代わり、植え替えをしないと弱ってきますので、数年に一度は場所を変えるか新しい用土を入れて植え替える必要があります。
涼しい地域では日向で栽培できますが、猛暑日が続く関東地方の住宅地では夏は涼しい場所で、西日を避ける必要があります。