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広告 春の花・山野草の育て方

オヤマナデシコ(Dianthus alpinus)の育て方

オヤマナデシコ

オヤマナデシコ(Dianthus alpinus) 2015年5月5日 撮影 栽培品

ヨーロッパアルプスの標高1000~2500mの草地に生えるというオヤマナデシコは高山植物のわりには丈夫で育てやすい植物です。

草丈が低いわりに花は大きいので見栄えがして、鉢植え、ロックガーデン植えに向いています。

殖えたのでロックガーデンに植えたところ数年の植え替えで元気に花が咲き手間がかからない植物です。

Dianthus はいろいろと育てていますが、種類によってかなり性質が異なるようです。

上のオヤマナデシコ(Dianthus alpinus)は自宅で2015年5月5日に撮影した花です。

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オヤマナデシコ(Dianthus alpinus)の特徴と育て方

ダイアンサス(オヤマナデシコ)

オヤマナデシコ(Dianthus alpinus) 2014年5月6日 撮影 栽培品

     
和名オヤマナデシコ
学名Dianthus alpinus
科名・属名ナデシコ科 ナデシコ属
分布アルプス
花期5月
特徴

草丈は10~20㎝くらいで、ヨーロッパアルプスの標高1000~2500mの草地に生えます。

ピンクで花径3cm、草姿の良い小形の株に大きな花を咲かせます。白花もあります。

葉は線形ないし長い披針形で、対生。

草丈が低く、大きな花を咲かせるので、鉢植えやロックガーデンに向きます。

育て方

中深鉢を使い底にゴロ石を入れて軽石、桐生砂、硬質鹿沼土などの混合用土で水はけよく植えます。

植えるときに、根に触れないように、マグァンプK などの緩行性肥料を入れます。

植え替えは2月末~3月頃と秋が適期です。我が家はどちらの季節も植え替えて見て、その後の状態が良い方にしています。

春に置き肥して真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

日当たりを良くし、真夏は寒冷紗をかけて涼しくします。湿気が多すぎるのを嫌うので、表面が乾いてからたっぷり水をやります。

高山植物の中では丈夫な方で、ロックガーデン植えでも元気に育っています。

植え替え時の株分け、挿し芽などで殖やします。ナデシコの仲間は株の寿命が短いので、種や挿し芽での更新をしないと絶えてしまうことがあります。

オヤマナデシコ(Dianthus alpinus)のまとめ

オヤマナデシコ

オヤマナデシコ(Dianthus alpinus) 2008年5月3日 撮影 栽培品

オヤマナデシコ

オヤマナデシコ(Dianthus alpinus) 2006年5月3日 撮影 栽培品

上の写真はロックガーデンに植えたオヤマナデシコです。オヤマナデシコは株がマット状になり新しい芽がすぐわきに出るためか、株の老化が少なく、株分けでもあまり老化が見られないので挿し芽をしたことがありませんが、10年以上栽培しているので、挿し芽での更新をして枯れないようにしようと思っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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