ピンクパンダ(イチゴ)は、イチゴとキジムシロの属間交配で、イギリスで作出されたというピンクの花がきれいないちごですが、食べられるような実はなりません。
ピンクの花がきれいなので苗をいただいて育てていますが、狭い場所に植えているので、庭に生えているという状態になっています。
庭の真ん中に植えると蔓を伸ばしてロックガーデン一面に殖える可能性があるので、殖えても良い場所に植えて、ピンクの四季咲きの花を楽しんでいます。
植物の性質を考えないで植えると大変なことになるのを、長い年月の栽培から学んだからです。
キジムシロ属の写真を載せればよいのですが、キジムシロの仲間はたくさんあるので別のページに載せることにして、イチゴの名前がつく、ヘビイチゴ属のヤブヘビイチゴの特徴と写真を載せています。
上のピンクパンダ(イチゴ)は自宅で2003年5月14日に撮影した花です。
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ピンクパンダ(イチゴ)の特徴と育て方
ピンクパンダ(イチゴ) 2003年5月14日 撮影 栽培品
和名 | ピンクパンダ(イチゴ) |
学名 | Fragaria x Potentilla 'Pink Panda' |
科名・属名 | バラ科 フラガリア属 |
分布 | イギリスで作出された |
花期 | 四季咲き |
特徴 | 花径2~3cmの宿根草。 イチゴとキジムシロの属間交配で、イギリスで作出されました。 1年中ピンクの花を咲かせる観賞用いちごです。 食べたいような実が成ったのは見たことがないと思います。 |
育て方 | 丈夫で、日当たりの良いところならよく育ちます。 条件の悪いところで、10年以上も植えていますが、蔓を伸ばして消えないで残っています。 手入れという手入れはしていませんが、他の植物と同じように施肥をして消毒もしています。 狭い場所に塀際に植えてあり、片方は通路なので殖えることもできないようです。 |
ピンクパンダ(イチゴ)のまとめ
ピンクパンダはとっても可憐な花が咲きますが、多年草でイチゴのように蔓が伸びて苗をつくるという殖え方なので広い場所に植えると殖え広がる可能性があります。
わが家は塀と歩道の狭い場所に植えているので手入れをすることなく、ピンクの可憐な花を楽しんでいます。
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)の特徴
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺) 2005年9月13日 撮影 仙人ヶ岳
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺) 2005年9月13日 撮影 仙人ヶ岳
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺) 2005年5月15日 撮影 四季の森星野
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺) 2004年4月17日 撮影 仙人ヶ岳
ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺) 2004年4月17日 撮影 仙人ヶ岳
和名 | ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺) |
学名 | Duchesnea indica |
科名・属名 | バラ科 ヘビイチゴ属 |
分布 | 本州、四国、九州 |
花期 | 4~6月 |
特徴 | 藪や林縁などに多い多年草。 ヘビイチゴより全体に大型で、葉は濃い緑。 小葉は長さ3~4㎝、キジムシロ属とよく似ているがヘビイチゴ属の副萼弁は大きく、粗い切れ込みがあります。 花は直径約2㎝。果実は直径2~2.5㎝。 ピンクパンダは実が赤くなりませんが、ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)は赤い実が生ります。 |