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ポテンティラ・クランジー(Potentilla crantzii)の育て方

ポテンティラ・クランジー

ヨーロッパアルプスやピレーネー山脈に自生するという、ポテンティラ・クランジー(Potentilla crantzii)は、バラ科 キジムシロ属のとても丈夫な植物です。

丈が高くならないので、寄せ植えに使おうと購入しましたが、1つの花は1日花ですが、鮮やかな黄色の花を次々と咲かせるので長く楽しむことができます。

日本に自生しているキジムシロと雰囲気が似ています。

上のポテンティラ・クランジー(Potentilla crantzii)は自宅で2005年2月15日に撮影した花です。

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ポテンティラ・クランジー(Potentilla crantzii)の特徴と育て方

     
和名ポテンティラ・クランジー
学名Potentilla crantzii
科名・属名バラ科 キジムシロ属
分布ヨーロッパアルプスやピレーネー山脈
花期4~5月
特徴

標高3000mまでの石灰岩の岩棚やクレビスに生え、高さは10~20㎝。

基部の葉は5出複葉で、小葉はさらに細かく裂け、花茎の上部の葉はほとんど3深裂します。

夏に花茎を伸ばして、鮮やかな黄色の花を咲かせます。

花弁の基部には、たまにオレンジ色の斑点が入ります。

和名は葉をシダ植物のシノブにたとえたもの。

育て方

性質は強く、軽石、桐生砂、硬質鹿沼土など適当に混ぜた用土にマグァンプK を入れて植えます。

水は十分にやり、良く日によく当て管理します。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回薄い液肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

根が張るので、植え替えは毎年行うと良い。繁殖は植え替え時の株分け。

ポテンティラ・クランジーのまとめ

日本のキジムシロと雰囲気がよく似ています。根も良く張るので、鉢植えの場合は毎年植え替えないと根が詰まってしまうくらいです。零れ種で庭にも芽生えて、鮮やかな黄色の花を咲かせています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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