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広告 春の花・山野草の育て方

ラナンキュラス・クレナツス(Ranunculus crenatus)の育て方

ラナンキュラス・クレナツス

ラナンキュラス・クレナツス(Ranunculus crenatus)は、ヨーロッパ、アルプス、バルカン半島の1700~2400mに自生する草丈5~10cmの蕊の黄緑と純白のコントラストが見事な花です。

黄色の花が多いのですが、小型の整った白い花がとても素敵で、これが白花のラナンキュラスとの初めての出会いでした。

その後ラナンキュラス・パルナシフォリウス種をいただき、白花の素敵なラナンキュラスも見ることが出来ました。

上のラナンキュラス・クレナツス(Ranunculus crenatus)は自宅で2007年4月13日に撮影した栽培品です。

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ラナンキュラス・クレナツス(Ranunculus crenatus)の特徴と育て方

ラナンキュラス・クレナツス

ラナンキュラス・クレナツス(Ranunculus crenatus) 2006年4月18日 撮影 栽培品


     
和名ラナンキュラス・クレナツス
学名Ranunculus crenatus
科名・属名キンンポウゲ科 キンポウゲ属
分布ヨーロッパ、アルプス、バルカン半島の1700~2400m
花期1~4月
特徴

草丈5~10cm。

葉は常緑で鋸歯のある丸いロゼットの葉から茎を立てて白い花が咲きます。

蕊の黄緑と純白のコントラストが見事です。

育て方

他の高山植物と同じように、軽石、富士砂、日光砂、硬質鹿沼土などの混合用土で、元肥にマグァンプK 入れて植えています。

水はけの良い用土に植えて、1日1回水をやります。秋から春までは朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるようにします。

わが家が棚上に人工芝を載せて鉢まわりの温度が下がるようにしています。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥をやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

置き場所は日当たりが良いのですが、高温多湿に弱いために、梅雨からはポリカーボネートの波板の屋根下で管理し、夏は寒冷紗をします。

ラナンキュラス・クレナツス(Ranunculus crenatus)のまとめ

ラナンキュラス・クレナツス

ラナンキュラス・クレナツス(Ranunculus crenatus) 2006年4月21日 撮影 栽培品

ラナンキュラス・クレナツス(Ranunculus crenatus)は殖えてくれないままに数年で枯れてしまいましたが、とても素敵な花で、脳裏にはくっきり残っています。しかし10年前は、あまりに多くの種を播き、初花が後から後から咲いた時期なので、写真のないものを写すのだけで精いっぱいで、数回写した花の写真はありません。

そのようなことから、何年間花が咲いていたかもはっきりとは覚えていませんが、育てられない花ではなかったと思っています。

異常と思えるような猛暑が来た頃に枯れたものが多いので、その対策が出来なかったことが枯れた原因だろうと思っています。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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