スポンサーリンク

広告 春の花・山野草の育て方

ラナンクルス・ゴウアニイ(Ranunculus gouanii)の育て方

ラナンクルス・ゴウアニイ

ラナンクルス・ゴウアニイ(Ranunculus gouanii)は、ピレネー山脈の1600~2800m の牧草地、渓流のほとり、岩場に自生しているようです。

黄色の整った形の花を咲かせるラナンクルス・ゴウアニイは日本にはない美しさを持ったラナンクルスの仲間です。

高山に自生する花ですが、株わけができるようになり、零れ種からも殖え、10年を過ぎても元気に毎年花を咲かせています。

上のラナンクルス・ゴウアニイ(Ranunculus gouanii)は自宅で2006年5月7日に撮影した2005年7月播種の初花です。

スポンサーリンク

ラナンクルス・ゴウアニイ(Ranunculus gouanii)の特徴と育て方

ラナンクルス・ゴウアニイ

ラナンクルス・ゴウアニイ(Ranunculus gouanii) 2007年4月6日 撮影 栽培品

     
和名ラナンクルス・ゴウアニイ
学名Ranunculus gouanii
科名・属名キンンポウゲ科 キンポウゲ属
分布ピレネー山脈
花期栽培:4~5月
特徴

1600~2800mの牧草地、渓流のほとり、岩場に生えます。

草丈10~20cm。基葉は3~5裂します。

光沢のある黄花で直径4cm。

草丈のわりには大きな整った形の美しい黄色の花が咲きます。

育て方

他の高山植物と同じように、軽石、富士砂、日光砂、硬質鹿沼土などの混合用土で、元肥にマグァンプK 入れて植えています。山野草培養土でも良いと思います。

水はけの良い用土に植えて、1日1回水をやります。秋から春までは朝に、夏は夕方に鉢のまわりにもたっぷりやり、夜間温度を下げるようにします。

わが家が棚上に人工芝を載せて鉢まわりの温度が下がるようにしています。

真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回液肥をやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

置き場所は日当たりが良いのですが、高温多湿に弱いために、梅雨からはポリカーボネートの波板の屋根下で管理し、夏は寒冷紗をします。

ラナンクルス・ゴウアニイ(Ranunculus gouanii)のまとめ

関東地方の住宅地を栽培場所にしている我が家では、今までに経験したことのないような猛暑に見舞われるようになってから、枯れるものが多くなってきていますが、その中でも、ラナンクルス・ゴウアニイは株からも、零れ種からも殖えて素敵な花を咲かせ続けています。

植物自体が暑さに耐えられないということもあることは確かだと思いますが、育てている人の性格による、植え方、水やりでも植物が育ったリ、枯れたりすることもあるのでどの位育てやすいのかは複雑な面もあります。

他の家では元気な植物が我が家では育たないというものもたくさんあることから、かなり複雑ですが、高山植物についていえば寒冷地と、暖地での違いははっきりとしていると思います。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-春の花・山野草の育て方
-,