ファレノプシス(胡蝶蘭)は、フィリピン、インドネシア、タイ、ビルマ、インドなどに自生する、木などに根を広げて着生している高温多湿地帯に生息する植物です。
私は小苗を購入して育てたのですが、寒さに強い品種だったのか、不安をよそに成長して毎年花を咲かせるようになりました。
それほど大きくなる品種ではなかったようですが、年々葉も大きくなり、花も多く咲くようになりました。
レリオカトレア エンジェルラブ ‘ピンキー’ ( Laeliocattleya Angel Love 'Pinky')も同時期に育てましたが、ファレノプシス(胡蝶蘭)は大きくなりすぎて置き場所がなくなったので、友人に育ててもらうことにして栽培を止めましたが、レリオカトレヤ エンゼルラブ ‘ピンキー’ ( Laeliocattleya Angel Love 'Pinky')は現在も育てています。
上のファレノプシス(胡蝶蘭)は、自宅で2004年3月24日に撮影した花です。
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ファレノプシス(胡蝶蘭)の特徴と育て方
ファレノプシス(胡蝶蘭) 2003年5月26日 撮影 栽培品
和名 | ファレノプシス(胡蝶蘭) |
別名 | コチョウラン |
学名 | Phalaenopsis |
科名・属名 | ラン科 ファレノプシス属 |
分布 | フィリピン、インドネシア、タイ、ビルマ、インド |
花期 | 家庭では春~秋 |
特徴 | 胡蝶蘭は着生ランという、木などに根を広げて着生している高温多湿地帯に生息する植物です。 草丈20~100㎝。花径3~12cmの多年草で、花色は白色、桃色、黄色などがありフィリピン、インドネシア、タイ、ビルマ、インドなどに自生します。 花の大きさも大輪の花、小輪咲きのミニ胡蝶蘭などもあります。 花も1~3ヶ月と驚くほど長持ちです。新築祝、開店祝、開業祝などの贈り物としても人気があります。 自然では11月から12月に花茎が伸び、冬に加温した温室では2月から3月頃の開花、暖房の効いた暖かい部屋に置いた簡易ビニール温室内では3月から4月頃の開花、暖かい通常の室内ではそれ以降の開花になります。 |
育て方 | 上の写真の小苗を購入して育てたので、かなり低い温度に適応して、花を咲かせるようになりました。 小苗の時は、セントポーリアを夜間保温のガラスケースで育てえいたので、その中で育てていましたがケースに入らなくなってからは2階の部屋で管理しました。 植え替えは春の花後と秋で2年に一度、ラン鉢を用い、軽石とヤシ殻チップ、バークチップの混合用土を使い、マグアンプK 中粒と大粒を、根に触れないように入れて植え込みます。 5月頃に固形肥料を少量与え、冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 水は成長期には表面が乾いたらやり、それ以後は乾いて~2~3にたってからやれば良いようです。 春から秋は戸外の風通しの良い場所の棚上か吊して育てます。わが家はポリカーボネートの波板の屋根下で、遮光ネットを利用して光を調節して育てています。 |
とちぎ花センターのファレノプシス(胡蝶蘭)
ファレノプシス(胡蝶蘭) 2005年1月10日 撮影 とちぎ花センター
ファレノプシス(胡蝶蘭) 2004年1月9日 撮影 とちぎ花センター
ファレノプシス(胡蝶蘭)まとめ
ファレノプシス(胡蝶蘭) 2003年11月1日 撮影 栽培品
個人向けに販売している小苗を購入すれば、育てにくいと思っていた、ファレノプシス(胡蝶蘭)も加温音質がなくても、関東地方の住宅地で育てることが出来ることを知りました。
洋ランを沢山育てていた時期もありましたが、現在は山野草を主に育てているので、置き場所の関係から大きなものは育てるのを止めています。