オグラセンノウ(小倉仙翁)は、本州(岡山県以西)、九州の限られた湿原に生える、ナデシコ科 センノウ属の高さ1m程になる多年草です。
エンビセンノウのように花びらに切れ込みが入るとっても素敵花を、見てみたい思いで、育てている方から種をいただき花を見ることが出来、とても感動しました。
写真があるだけでも3年以上は花が咲いたことになりますので、株の寿命が3年ほどと言われる、ナデシコ科の植物は挿し木、種まきで株の更新をすることの大切だと、枯れてしまった今は痛切に感じています。
オグラセンノウ(小倉仙翁)と同じ仲間で日本に産するフシグロセンノウ、マツモトセンノウ、エンビセンノウ、センジュガンピを載せています。
上のオグラセンノウ(小倉仙翁)は、自宅で2008年7月4日に撮影した2006年1月播種の苗からの花です。
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オグラセンノウ(小倉仙翁)の特徴と育て方
オグラセンノウ(小倉仙翁) 2007年7月6日 撮影 栽培品(2006年1月播種)
和名 | オグラセンノウ(小倉仙翁) |
学名 | Lychnis kiusiana |
科名・属名 | ナデシコ科 センノウ属 |
分布 | 7~8月 |
花期 | 本州(岡山県以西)、九州 |
特徴 | 湿原に生える多年草。 茎は細く、高さ1m程になり、下向きに短毛があります。 葉は対生し、長さは4.5~11cm。基部が最も広く、両面には微毛が散生し、縁には毛があります。 花は2出集散花序に数個つきます。 花弁は5個あり、紅色で倒卵形、先は細裂します。 |
育て方 | やや大きめの深鉢に赤玉土に硬質鹿沼土の混合用土に桐生砂か軽石砂を混ぜて排水よく植え込み、肥料は草木灰などを与えてアルカリ性を保ちます。 植え付け時に、マグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れます。 真夏と冬を除いて1ヶ月に2~3回水肥を水代わりにやり、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 5月中旬から6月頃摘心すると、わき芽が増えて花数が殖えます。摘心したものを挿すとその年に花を見ることが出来るかもしれません。 春は日に当て、6月ころから半日陰で風通しの良い所に置き、水は表面が乾いたらやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。その時、花に水がかかると傷むので注意します。 オグラセンノウは、湿原に生えるということから、人工芝の上において打ち水をして湿度を保つように管理します。 株分けをかねて、春の芽だし前後に毎年植え替えます。このとき土は落として全部新しくします。 さし芽は6月に先端5cmくらいを砂にさし、実生は1月~3月に播きます。 |
オグラセンノウ(小倉仙翁)まとめ
オグラセンノウ(小倉仙翁) 2006年8月31日 撮影 栽培品(2006年1月播種)
オグラセンノウは湿原に生える多年草ということで、夏の高温多湿や熱帯夜にはとても弱い植物です。関東地方の住宅地で栽培しているので、徐々に猛暑の日が多くなり、熱帯夜が多く、それによりエアコンの室外機からの熱風が1晩中流れて、外気温が高い状態の夜が多くなっているのが現状です。
それに慣れてくれた植物だけが生き残ることになるのでしょうが、そのようなものもまだまだあることから、栽培に工夫をし行きたいと思いますが、枯れるものも殖えているのが現状です。
しかし、株の寿命が短いナデシコ科の植物が3年以上花が咲いたということは、挿し芽や種からの更新を怠ったことの方が大きかったのではないかと思っています。