オオボウシバナ(大帽子花)は、ツユクサの変種で大きな花が咲きます。ツユクサの花の色素は水につけると溶けてしまう性質があるため、それを利用して友禅の下絵を描くのに用いられたようです。
滋賀県草津市で栽培されていましたが、朝に開いて10時くらいにはしぼんでしまうために夏の間は時間に追われる仕事で大変だったようですが、現在は鑑賞用などに栽培されているようで、草津市の市の花に指定されています。
偶然に種をいただき花を見ることが出来たことを光栄に思っていると共に、貴重な花がいつまでも残ってくれることを願っています。
1年草のため、種の保存を続ける苦労はあるのではないかと感じています。
上のオオボウシバナ(大帽子花)は、自宅で2005年7月12日に撮影した2004年10月23日に播種した苗からの初花です。
スポンサーリンク
オオボウシバナ(大帽子花)の特徴と育て方
和名 | オオボウシバナ(大帽子花) |
別名 | アオバナ(青花) |
学名 | Commelina communis var. hortensis |
科名・属名 | ツユクサ科 ツユクサ属 |
分布 | 滋賀県草津市で栽培されている |
花期 | 6~9月 |
特徴 | ツユクサの花の色素は水につけると溶けてしまいます。この性質を利用して、友禅の下絵を描くのに用いるのがツユクサの変種のオオボウシバナです。 日本特産の染料植物として滋賀県草津市近辺でのみ栽培されてきました。草津市「市の花」に指定されているようです。 ツユクサの栽培変種で、全体に大きく花は直径4㎝にもなります。 染料としての他、庭の鑑賞用にも栽培されているようです。 |
育て方 | 発芽率が良くないようで、別鉢に播き、移植します。 立ち上がる性質があるようで、草津市では畑で群生させて育てているので根元は日陰でも日当たりが良いようです。 大切に管理しないと、普通のツユクサに戻ってしまうようです。 そんなわけで、我が家は零れ種からは芽生えず、1年のみの鑑賞になってしまいました。 |
オオボウシバナ(大帽子花)まとめ
発芽率があまりよくないので、直播はしない方が良いようです。
大切に育てないと普通のツユクサに戻ってしまうようです。
ツユクサには他にメガネツユクサなどもあります。