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広告 夏の花・山野草の育て方

ミズタマソウ(水玉草)の育て方

ミズタマソウ

ミズタマソウ(水玉草)は、全国の山地の林内に生える、アカバナ科 ミズタマソウ属の植物で、花よりも実がかわいらしく、とても魅力のある植物です。

池や木がたくさん植えてある庭に植えたい植物ですが、我が家のようなロックガーデンが主の庭は居心地が良くないようです。

とても似ているウシタキソウの種も播き、花は見ることが出来ましたが、植え場所、置き場所などの制限があり長く栽培することはできませんでした。

仲間のウシタキソウ(牛滝草)とタニタデ(谷蓼)も別のヘージに載せています

上のミズタマソウ(水玉草)は、自宅で2006年7月23日に撮影した2005年10月6日に播種した苗からの初花です。

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ミズタマソウ(水玉草)の特徴と育て方

           
和名ミズタマソウ(水玉草)
学名Circaea mollis
科名・属名アカバナ科 ミズタマソウ属
分布北海道、本州、四国、九州
花期8~9月
特徴

山野の木陰などに生える多年草。高さ20~60cm。

茎には下向きの毛が生え、節は赤褐色を帯びることが多い。

葉は対生し、長さ5~13cm、幅1.5~4cmの長卵形~卵状長楕円形で先端はとがり、ふちには浅い鋸歯があります。

茎の先や上部の葉腋から花序を出し白色または淡紅色の小さな花をつけます。花弁は2個で2裂します。

堅果は直径3~4㎜の広倒卵形でカギ状に曲がった毛が密生します。

白い毛が密生した果実が露に濡れた様子を水玉に見立てたもの。

育て方

大きめの鉢を用い、鉢底にゴロ石を入れ、硬質鹿沼土を主に桐生砂、軽石砂を混合して、水はけよく、水持ち良く植え込みます。

その時、根に触れないようにマグァンプK などの緩行性肥料を入れてます。

植え替えは、毎年、芽が出る直前の2月~3月上旬に行います。

半日陰の通風の良い場所で通年管理します。人工芝などの上に置き水を撒いて湿度を保ちます。葉が焼けるようだったら寒冷紗で調節します。

水は表面が乾いたらたっぷりやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。乾きやすい時は朝もやります。

肥料は薄い液肥を月に2~3回施し、定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。

関東地方の住宅地は年々猛暑日が多くなって夜間温度も下がりにくくなっているので、難しくなっていますが、エアコンの室外機が充満しないようところだったらそれほど難しくないんだろうと思っています。

仙人ヶ岳と日光植物園のミズタマソウ(水玉草)

ミズタマソウ

ミズタマソウ(水玉草) 2005年9月13日 撮影 仙人ヶ岳

ミズタマソウ

ミズタマソウ(水玉草) 2004年8月22日 撮影 日光植物園


ミズタマソウ

ミズタマソウ(水玉草) 2003年9月14日 撮影 日光植物園

ミズタマソウ(水玉草)まとめ

空中湿度を高くして風通しの良いは日陰で育てるのが最良なのでしょうが、我が家はそれらをクリアできずに、長いこと栽培できませんですが、涼しい庭があったら是非植えておきたい花です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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