ムシャリンドウ(武佐竜胆)は、北海道、本州(中部地方以北)に自生するシソ科の植物ですが、絶滅危惧種になっているようであまり見かけません。
ワッカ原生花園で見たことがあるので、涼しいところが好きなのかもしれません。
関東地方も年々猛暑日と熱帯夜が多くなっているので、できるだけ涼しい環境で育てると良いかもしれません。
上のムシャリンドウ(武佐竜胆)は、自宅で2006年6月7日に撮影した2004年10月播種の初花です。
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ムシャリンドウ(武佐竜胆)の特徴と育て方
ムシャリンドウ(武佐竜胆) 2006年6月4日 撮影 栽培品(2004年10月播種の初花)
和名 | ムシャリンドウ(武佐竜胆) |
学名 | Dracocephalum argunense |
科名・属名 | シソ科 ムシャリンドウ属 |
分布 | 北海道、本州(中部地方以北)、北東アジア |
花期 | 6~7月 |
特徴 | 日当たりの良い草原に生える多年草。 茎は高さ15~40㎝。 葉は対生し、無柄又は1~3㎜の柄をもち線形で長さ2~5㎝、質は厚く、表面は光沢があります。 茎の頂に短い花穂をつくり、数個の紫色の唇弁花をつけます。 花冠は長さ3~3.5㎜、筒部は急に太くなり、下唇の3裂のうち、中央の裂片が大きい。 名は滋賀県武佐町で発見されたことによるといわれるが滋賀県には自生しないという。 |
育て方 | 中深鉢に硬質鹿沼と軽石、桐生砂、日向土などの石系を混合して水はけ良く植えます。 その時、根に触れないようにマグァンプK などの緩行性肥料を入れてます。 植え替えは1~2年に1度、芽が出る前の3月頃に株分けをかねて行います。 日向~半日陰ので風通しの良い場所におきます。暑い地方では夏は寒冷紗などで涼しく管理します。 水は表面が乾いたらたっぷりやり、真夏は夕方に、鉢と鉢のまわりにたっぷりやって、夜間温度を下げるようにします。それ以外の季節は朝にやります。休眠期は少なめににやります。 肥料は薄い液肥を月に2~3回施すか、春と秋に置き肥をします。定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。 株分けの他、挿し木、実生でも殖やせます。 地植えでも育てることが出来ますが、水はけよく植え付け、3年に1度くらいは植え替えます。 |
ワッカ原生花園のムシャリンドウ(武佐竜胆)
ムシャリンドウ(武佐竜胆) 2005年7月15日 撮影 ワッカ原生花園
ムシャリンドウ(武佐竜胆)まとめ
ムシャリンドウ(武佐竜胆) 2006年6月7日 撮影 栽培品(2004年10月播種の初花)
ムシャリンドウ(武佐竜胆) 2012年6月28日 撮影 栽培品
日当たりの良い草原に生える多年草ですが、暑い地方では半日陰くらいが適切で、夏は寒冷紗などで涼しくした方が良いようです。
植え替えは新しい用土で1~2年に1度くらい行います。