スポンサーリンク

広告 夏の花・山野草の育て方

オニルリソウ(鬼瑠璃草)の育て方

オニルリソウ

オニルリソウ(鬼瑠璃草)は、山地に生える高さ60~120㎝に達するムラサキ科 オオルリソウ属の越年草です。

10月に播種、翌年5月に花を見ることができ、小さな花でしたがムラサキ科の花らしいとても可憐な花が咲きました。

初めて見た花ですが、種をくださった方の好意で、素敵な花に出会えたことを嬉しく思いました。

上のオニルリソウ(鬼瑠璃草)は、自宅で2006年5月25日に撮影した2005年10月6日に播種した苗からの花です。

スポンサーリンク

オニルリソウ(鬼瑠璃草)の特徴と育て方

           
和名オニルリソウ(鬼瑠璃草)
学名Cynoglossum asperrimum
科名・属名ムラサキ科 オオルリソウ属
分布北海道から九州。朝鮮
花期5~10月
特徴

山地に生える高さ60~120㎝に達する越年草。

全体に粗い毛が目立つ。

葉は長楕円状披針形で両端ともに尖り、長さ10~20㎝、幅2~3.5㎝。

花序は総状で長く伸び、苞はない。花は直径約3㎜、淡紫色の小さな花を開きます。

育て方

種からの栽培なので、ポットに軽石などのゴロ石を入れ、その上に硬質鹿沼と硬質赤玉土の小粒を混合して少し入れ、その上に芽生えた苗が根をのばして育ちやすいように、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料入れ、前の用土を鉢の7分目くらいまで入れ種を播き、覆土した後に種が流れないように中粒くらいの硬質鹿沼土と硬質赤玉土を載せて水を鉢底から流れるくらいやって、ポリカーボネートの波板の屋根下の日陰に置きました。

播種が10月6日、10月18日には発芽を確認したので、明るいところで管理し、翌年3月11日に本植えにしました。

本植えは硬質鹿沼土、硬質赤玉土を主体に軽石、桐生砂などの混合用土に植えて管理しました。

越年草の苗は成長が早く、5月末には花を見ることが出来ました。

越年草なので、種を採取し、種を播かなければ栽培を続けることはできません。

オニルリソウ(鬼瑠璃草)まとめ

越年草なのであまり気を遣わずに育てましたが、夏を種で越すことが出来、少し暑い地方でも花を見ることが出来るので、越年草は育てやすいと思いました。

しかし、私は越年草や1年草、2年草は手がかかるのであまり育てていません。

ムラサキセンブリは、1年草ですが、零れ種から沢山芽生えるので10数年育てていますが、零れ種で芽生えるものばかりではないので消えてしまうものも多くなっています。

関連記事(一部広告を含む)

山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

スポンサーリンク

-夏の花・山野草の育て方
-