オオセンナリ(大千成)は、ペルー原産で江戸時代に観賞用として輸入されたナス科 オオセンナリ属の植物で、人里近くにまれに帰化しているといいます。
寒さには少し弱いようですが、1年草なので生き延びることが出来るようです。
春に種を播けば夏には花が見られるとて丈夫な植物なので、園芸の初心者が、プランターや鉢植えで栽培するにはとても良い花だと思います。
上のオオセンナリ(大千成)は、自宅で2006年8月21日に撮影した2005年早春に播種した苗からの花です。
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オオセンナリ(大千成)の特徴と育て方
オオセンナリ(大千成) 2006年10月15日 撮影 2005年早春播種
和名 | オオセンナリ(大千成) |
別名 | センナリホオズキ |
学名 | Nicandra physaloides |
科名・属名 | ナス科 オオセンナリ属 1属1種 |
分布 | 南アメリカ原産(ペルー原産) |
花期 | 7~9月 |
特徴 | 高さ30~80cmになる1年草。 葉は互生し、長さ5~10cmの長楕円形または卵形でふちには不ぞろいの粗い鋸歯があります。 葉腋に淡青紫の色の花を1個つけ、花冠は直径3~3.5㎝の鐘形で浅く5裂します。 萼は筒状で基部に尾状の突起が5個あり、側面には5個の低い翼があって目立ちます。 花のあと萼は大きくなって液果を包みます。 人里近くにまれに帰化しています。 江戸時代に観賞用として輸入されたが、現在ではあまり見られないようです。 |
育て方 | 春に種子をまけば7~9月に開花します。 水はけのよい土に植え、日当たりのよい場所で栽培します。1年草で野生化しているくらいですので、用土はそれほどこだわらなくても良いようです 庭植にすると大きくなるので、バランスを考えて植えます。 鉢植えやプランターだと小さく育つようです。私は小さな鉢植えで育てたので、可憐な花を見ることが出来ました。 寒さには弱いようなので、種を播いて早く芽生えた時は霜に当てないようにします。 畑などに帰化しているようなので、条件の良いところに芽生えて育っているのかもしれません。 1年草なので、殖やすのは種まきです。 |
オオセンナリ(大千成)まとめ
ペルー原産の帰化植物なので、寒さには弱い1年草です。早く芽が出た時は霜に当てないようにします。
水はけの良い、日当たりで育てます。