ユウゼンギク(友禅菊)は、明治年間に渡来した多年草で、北米原産のものが品種改良されたキク科 アスター属の宿根草です。
草丈の低い鉢植えを購入して、最初は鉢で楽しみ、庭植にして楽しんでいましたが、狭い庭では植える場所を確保できなくなり栽培を止めました。
日当たりの良い場所に植えれば、毎年長く花を見られるので、植え場所が確保できる人にはお勧めの花です。
うどんこ病とアブラムシが心配なので、他の植物と一緒に消毒すると良いようです。
上のユウゼンギク(友禅菊)は、自宅で2005年9月20日に撮影した花です。
スポンサーリンク
ユウゼンギク(友禅菊)の特徴と育て方
ユウゼンギク(友禅菊) 2005年9月20日 撮影 栽培品
和名 | ユウゼンギク(友禅菊) |
別名 | ニューヨークアスター、ミケルマスデージー |
学名 | Aster novi-belgii |
科名・属名 | キク科 シオン属 |
分布 | 北米 |
花期 | 6~11月 |
特徴 | 明治年間に渡来した多年草で、北米原産のものが品種改良された品種です。 草丈の低い園芸品種が多いですが、1mになる品種もあります。 花の大きさは3cm~4cm位、半八重咲きや八重咲きの種類をよく見かけます。 |
育て方 | 性質は強健で特に土質は選ばないが、乾燥と過湿は嫌います。 用土は、草花用培養土か赤玉土に腐葉土と軽石を少量入れたものでよく、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れえ植えこみます。 生育が旺盛なので、鉢植えは毎年、庭植は3年に1度くらい植え替えます。 株分けは、秋か春に行い、秋の場合は、花後高さ5cmほどに切り詰めて、2~3本ずつに分けて植え付け、春の場合は芽が動き始めた頃同様に行います。 日当たりのよい場所を好み、冬は露地で越冬できます。 水は、年間を通して用土の表面が乾いたら、たっぷりと与えます。 アブラムシ、ハダニ、グンバイムシが付くので定期的に病気・害虫から守るために薬剤散布をします。オルトランを用土に混ぜておくと予防できます。 多肥にすると徒長するので、庭植は肥料がなくても大丈夫ですが、鉢植えの場合は秋と春に、緩行性肥料を施します。 殖やすには、株分けの他に挿し芽でも殖やせます。 |
ユウゼンギク(友禅菊)まとめ
日当たりを好み、育てやすい宿根草で、大株になるので植える場所を確保する必要があります。
地植えの場合も寒さに強いので、秋に枯れたら地際から刈り取ると翌年芽を出し、花を咲かせてくれます。