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ヒメシャラ(姫沙羅)の育て方

ヒメシャラ

ヒメシャラ(姫沙羅)は、伊豆半島、東海道、南畿、中国、四国、九州に自生する、ツバキ科 ナツツバキ属の落葉高木で高さは10~20mに達します。

庭木に好んでも用いられ、株立ちで植えられることが多いようです。何本か寄せて植えたり、育った木を根元附近から伐って、数本出た芽を育てる方法があります。

葉と幹と花のバランスが良く、我が家ではお気に入りの樹木になってかなり大きく育っています。

ヒメシャラはヤクシマに行った時に大きく育っているのを見た時に、空中湿度と湿り気のある土を好むことが分かりました。

上のヒメシャラ(姫沙羅)は、自宅で2003年6月4日に撮影した花です。

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ヒメシャラ(姫沙羅)の特徴と育て方

ヒメシャラ

上のヒメシャラ(姫沙羅)は、自宅で2003年6月4日に撮影した花です。

           
和名ヒメシャラ(姫沙羅)
学名Stewartia monadelpha
科名・属名ツバキ科 ナツツバキ属
分布日本(伊豆半島、東海道、南畿、中国、四国、九州)
花期6~7月  熟果期:10~11月
特徴

落葉高木で高さは10~20mに達します。樹皮は赤褐色で美しく老樹ではうすくはげます。

葉は互生し、皮質で長卵形または長楕円形で、長さは3~8cm、幅は2cm位で先端はとがり、縁には低い鋸歯があります。

花径2~3cmぐらいの5弁の白花が咲きます。

10~11月に円錐状卵形の果実が褐色に熟します。

和名はナツツバキを誤って娑羅と呼びその小形種の意味です。

育て方

やや陽樹で、日当たりを好みます。腐植質が多く湿り気のある土で、耕土の深い場所が適しますが、普通の土壌なら育ちます。

移植は容易で3月頃に行います。

12月または2月から3月上旬に軽い枝抜き剪定をします。強剪定は不定芽が発生して樹形を乱すので良くないようです。

チャドクガ、アオドウガネなどが発生し葉の食害されるほか、手などに付くと痛いので、定期的に消毒します。

肥料は1~2月頃に寒肥を施すほかは、花後に、お礼肥として油かすなどを少量施す程度です。

庭植は剪定をしなくても大丈夫ですが、鉢植えは落葉時に、花の咲いた枝や樹形を整える剪定をします。

殖やすのは種を播きます。

ヒメシャラ(姫沙羅)まとめ

腐植質が多く湿り気のある湿り気おある場所を好みます。自然に樹形がととのい、赤褐色お樹皮が美しいのでお勧めの庭木です。

ツバキに似た花はあまり目立ちませんが、幹と樹形の鑑賞価値の高い落葉樹です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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