カルミア’オスボレッド’(Kalmia latifolia ‘Ostbo Red’)は、ツツジ科 カルミア属で北アメリカとキューバに分布する常緑低木です。
金平糖のような蕾と花がとても愛らしい花木です。カルミア’オスボレッド’という品種を初めて見た時にとても感動しましたが、その当時はかなり高価だったので、購入しなかったように覚えています。
栽培はシャクナゲと同じようにしますが、私がよく通るお宅は塀からあふれるように大木になっています。
上のカルミア’オスボレッド’(Kalmia latifolia ‘Ostbo Red’)は、自宅で2005年5月30日に撮影した花です。
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カルミア’オスボレッド’(Kalmia latifolia ‘Ostbo Red’)の特徴と育て方
カルミア’オスボレッド’(Kalmia latifolia ‘Ostbo Red’) 2003年5月30日 撮影 栽培品
和名 | カルミア’オスボレッド’ |
別名 | アメリカシャクナゲ、ハナガサシャクナゲ |
学名 | Kalmia latifolia ‘Ostbo Red’ |
科名・属名 | ツツジ科 カルミア属 |
分布 | 北アメリカ |
花期 | 5~6月 |
特徴 | 高さ1~3m、円柱状の分枝する枝に葉を密に互生します。 葉は長さ7~10cm、長楕円形で表面は暗緑色、裏面淡紅色。 花は径1.5cm位で頂生し、集散花序をなします。 日本には大正4年に輸入されました。コンペイトウのような花が可愛い花木です。 原産地では高さが10mにもなるようです。 |
育て方 | 暑さには弱いため、庭植、鉢植え共に朝日が当たるような明るい半日陰で管理し、根元を乾燥させないように、腐葉土などを敷いておきます。 夏は直射日光を避けて、夕方に葉水を兼ねて、乾燥しないように水をやります。 鉢植えは硬質鹿沼土、桐生砂、腐葉土などの混合用土か山野草培養土に赤玉土を混ぜて使います。 水持ち良く、水はけのよい酸性用土を好むので、好みの混合用土で良いと思います。 肥料は、庭植、鉢植え共に、2月くらいに寒肥、花後のお礼肥と秋に、固形の油かすと骨粉を混ぜたものや緩効性化成肥料を施します。 庭植は、水はけのよい腐植質に富んだ酸性土壌に植えつけます。根鉢の2倍以上の植え穴を掘り、底に大粒の軽石などをいれ、酸性のピートモスと腐葉土を混ぜ深植えしないように植えます。適期は9月下旬から11月、または3月から4月上旬です。 剪定は花後に形を整えるように行いますが、芽吹きが良いので強剪定もできます。 鉢植えは2~3年置きに、根を崩さないようにしてひと回り大きな鉢に植え替えます。 病害虫予防に、定期的に薬剤散布をします。 |
カルミア’オスボレッド’(Kalmia latifolia ‘Ostbo Red’)まとめ
暑さに弱いので、明るい半日陰に植えて、夏は日よけをして、葉水を兼ねて水をやります。
ツツジ科の植物で酸性用土を好むので、鹿沼土やピートモスなどを使います。