アメリカテマリシモツケ ’ルテウス’は、北アメリカ原産のアメリカテマリシモツケ園芸品種で、葉が黄色になる落葉低木です。
樹高は2~3mで、黄金色の葉が美しいコデマリで、金葉小手毬(キンバコデマリ)の名で呼ばれます。
ある程度成長すると自然に樹形が整い、、病害虫も少ないことから手入れの楽な庭木として楽しめます。
上のアメリカテマリシモツケ ’ルテウス’は、自宅で2011年5月19日に撮影した花です。
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アメリカテマリシモツケ ’ルテウス’の特徴と育て方
アメリカテマリシモツケ ’ルテウス’ 2011年5月19日 撮影 栽培品
和名 | アメリカテマリシモツケ ’ルテウス’ |
別名 | 金葉小手毬(キンバコデマリ) |
学名 | Physocarpus opulifolius cv. Luteus |
科名・属名 | バラ科 テマリシモツケ属 |
分布 | 北アメリカ |
花期 | 5~6月 |
特徴 | 基本種はアメリカ手毬下野(アメリカテマリシモツケ)で、アメリカテマリシモツケの黄金品種。 樹高は2~3m、葉は幅の広い卵形で、互生。 葉の縁は3~5に切れ込み鋸歯があります。 本種は若葉が黄色ないし緑黄色になり、美しい。 枝先に手毬状の散房花序を出し、白い小さな5弁花をつけます。 若木のうちは多数の枝が伸びて樹形が整いませんが、大きくなるにしたがって、丸い樹形となります。 幹の樹皮がはがれるため、独特の趣があります。 別名を金葉小手毬(キンバコデマリ)ともいう。 |
育て方 | 日当たりと水はけがよければ、土質は選ばず丈夫です。 鉢植えの場合は赤玉土を主に腐葉土3くらいを混ぜた土に3~4月又は10~11月に植え付け又は2~3年に1度植え替えます。 地植えは、日当たりの所に、根鉢の2倍の深さと幅を掘り、腐葉土や軽石を混ぜて水持ち良く水はけよく植えます。植え付け後にたっぷりと水をやります。 鉢植えは表面が乾いたらたっぷり水をやりますが、庭植はよほど乾かない限りは必要ありません。 肥料は1~2月頃に寒肥を施すほかは、花後に、お礼肥として油かすなどを少量施す程度です。 剪定は、開花後に花が咲いた枝を切り詰め、樹形が乱れた時や、風通しが悪くならない程度に不必要な枝を切ります。低木ですが年数が過ぎると事前にまとまります。 鉢植えは花後に咲いた枝を切り取り、伸びた枝を適当に摘んでおく程度で樹形がまとまります。 殖やすのは挿し木が良いようです。庭植の場合は、根元から出てきた枝を植えれば成長が早いです。 |
アメリカテマリシモツケ ’ルテウス’まとめ
病害虫も少なく、乱れた枝を切るくらいで、自然に形が整うので、庭木として手入れが楽な落葉低木です。
春の芽出しが黄金色でとてもきれいです。