クルマバソウ(車葉草)は、アカネ科・クルマバソウ属で、山地の林内に生える多年草ですが、私は礼文島で写しているので、かなり高い山で、涼しいところ衣生えているようです。
アカネ科・ヤエムグラ属のクルマムグラや、オククルマムグラなどによく似ているが、クルマバソウ(車葉草)は無毛であること、花冠が、漏斗形であることから区別ができます。
ハシカグサ(麻疹草)は、アカネ科・ハシカグサ属の、山野や道ばたの木陰に生える1年草で、暖地の山に生えるようです。白い小さな花を茎の先端や葉腋に付けますが、見逃してしまうくらい際だった特徴のない花です。
ヤエムグラ属の仲間はオククルマムグラ(奥車葎)、クルマムグラ(車葎)、キヌタソウ(砧草)などがあります。
上のクルマバソウ(車葉草)は、2006年7月4日に礼文島で撮影した花です。
スポンサーリンク
クルマバソウ(車葉草)の特徴
クルマバソウ(車葉草) 2006年7月4日 撮影 礼文島
和名 | クルマバソウ(車葉草) |
学名 | Asperula odorata |
科名・属名 | アカネ科 クルマバソウ属 |
分布 | 北海道、本州 |
花期 | 5~7月 |
特徴 | 山地の林内に生える多年草。 茎は直立して高さ20~30㎝になり、枝分かれせず、無毛。 葉は6~10個が輪生し、狭長楕円形または倒披針形で長さ1.5~4㎝、幅3~13㎜、柄はない。 花冠は白色で漏斗形。先は4裂し、長さ5㎜ほど。 |
ハシカグサ(麻疹草)の特徴
ハシカグサ(麻疹草) 2005年9月13日 撮影 仙人ヶ岳
和名 | ハシカグサ(麻疹草) |
学名 | Hedyotis lindleyana var. hirsuta |
科名・属名 | アカネ科 ハシカグサ属 |
分布 | 本州、四国、九州、沖縄 |
花期 | 8~9月 |
特徴 | 山野や道ばたの木陰に生える1年草。 茎は柔らかく、枝分かれして地に広がり、20~40㎝になります。 各節から根を出し先のほうは斜めに立ちあがることが多い。 葉は対生し長さ2~6㎝、幅1~2㎝の卵形~狭卵形でやわらかく、両面にまばらに白い軟毛があります。 茎の先端や葉腋に小さな白い花を数個束生します。 萼には白い軟毛があり、蒴果は直径3~4㎜の球形。 |
ハシカグサ(麻疹草) 2005年9月13日 撮影 仙人ヶ岳