アケビ(木通・通草)は、ミツバアケビ、アケビ、ゴヨウアケビに分けられるようです。三つ葉のアケビはミツバアケビで、五つ葉のアケビというのは通常単にアケビと言い、交雑種にゴヨウアケビがあるようです。
ミツバアケビ以前育てたことがあり、沢山の果実がなりましたが、食べたことがないので味は分かりませんでしたが、ミツバアケビの実の方が苦みが強いと聞いたことがあります。
食用にはしませんでしたが、割れた果実が風流でとても好きな蔓性の植物でした。棚にしておいたので、半日陰を好む植物を置くために下に栽培棚を作って日陰の好きな植物を育てていました。
現在は斑入り五葉アケビを育てています。
上のアケビ(木通・通草)は、自宅で2017年5月16日に撮影したものです。
スポンサーリンク
アケビ(木通・通草)の特徴
アケビ(木通・通草) 2006年9月29日 仙人ヶ岳の麓
和名 | アケビ(木通・通草) |
学名 | Akebia quina |
科名・属名 | アケビ科 アケビ属 |
分布 | 本州、四国、九州、朝鮮半島、中国の暖帯に分布 |
花期 | 春 果実:秋 |
特徴 | 山野に普通にある落葉蔓低木。 花は春新葉とともに開く。 葉は小5葉で、全縁。若葉や果実は食べられます。 茎の先や上部の葉腋に小さな花を円錐状に多数つけます。 やや乾いた日当たりの良い草地などに生えます。 和名は果実が熟すと一方に縦裂し、果肉が現われるから開け実。 |
斑入り五葉アケビの育て方 | 斑入り種で、野生のアケビに比べて葉も小さく、とてもかわいい蔓性の植物です。 寄せ植えなど様々な用途に使うことが出来ますが、鉢植えで蔓性の特徴を活かして素敵な鉢物にもできます。 野生のアケビ同様丈夫なので、赤玉土に軽石、腐葉土を混ぜた用土などどんな用土でも育ちます。 実をつけるには交配用の木があった方が良いようですが、我が家はあまり蔓をのばしていないのと1種だけなので実はつきません。 日向で育てますが、真夏は斑入りのため、葉やけするのでは日陰で管理します。 肥料は1~2月ごろ、有機質固形肥料を置き肥します。 |
ミツバアケビ(三つ葉木通・三つ葉通草)の特徴
ミツバアケビ(三つ葉木通・三つ葉通草) 2007年4月4日 撮影 仙人ヶ岳の麓
和名 | ミツバアケビ(三つ葉木通・三つ葉通草) |
学名 | Akebia trifoliata |
科名・属名 | アケビ科 アケビ属 |
分布 | 本州、四国、九州、朝鮮半島、中国の暖帯に分布 |
花期 | 春 果実:秋 |
特徴 | 山野に普通にある落葉蔓低木。 葉は3小葉からなり。波状鋸歯縁。若枝では互生し、古い短枝には束生します。 花は春に咲き、短枝の葉の中から柄を出し総状花序につけます。 雌雄同株。 果実は秋に熟すと縦に裂け、種子を含む果実が露出し、甘くて食べられます。 蔓はバスケットや籠などを編むのに用います。 |