エスキナンサス・ラディカンス(Aeschynanthus radicans)は、インド、マレーシアに約160種ある熱帯植物で、熱帯雨林の樹木の幹や岩などに着生して垂れさがったり、岩に這い上がったりしています。
垂れさがることを利用して観葉植物としてつりさげて栽培すると見栄えがします。
冬も部屋の上の方が温度が高いので、吊り下げての栽培は適しています。
上のエスキナンサス・ラディカンス(Aeschynanthus radicans)は、2004年1月9日にとちぎ花センターで撮影したものです。
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エスキナンサス・ラディカンス(Aeschynanthus radicans)の特徴と育て方
和名 | エスキナンサス・ラディカンス(Aeschynanthus radicans) |
学名 | Aeschynanthus radicans |
科名・属名 | イワタバコ科 エスキナンサス属 |
分布 | マレー半島、ジャワ島 |
花期 | 春 |
特徴と育て方 | エスキナンサス・ラディカンスの葉は対生し、やや肉厚、濃緑色で縁が赤みを帯びます。 よく枝分かれし、茎の先端付近に、長さは5~6cmの、赤橙色で花冠が筒状の花が萼から突き出るように咲きます。 エスキナンサスはインド、マレーシアに約160種ある熱帯植物で、熱帯雨林の樹木の幹や岩などに着生しています。 空中に長く垂れ下がるので、観葉植物として栽培されているようです。 室内の明るいところに置きますが、直射日光は避けます。熱帯地方の植物は、大きな葉が茂っている下に咲いていることから、直射日光は当たっていません。 冬はできるだけ暖かなところに置き、水は鉢の表面が乾いたらやりますが、葉水は有効です。 5月中旬~7月下旬に、赤玉土を主に、腐葉土と軽石を混ぜた用土に、元肥としてマグァンプK などの緩行性肥料を根に触れないように入れて植えます。 根がいっぱいになったら、新しい用土で、古い土を3分の1くらい落として、一回り大きな鉢に植え替えます。 殖やすには株分けと挿し芽によります。 エスキナンサス・ラディカンスは育てたことがありませんが、セントポーリア、その他の観葉植物は育てたことがあるので、それに準じて書いています。 栽培環境はそれぞれの家で異なるので、工夫して育てることが大切だろうと思います。 |