ツタウルシ(蔦漆)は、ウルシ科・ウルシ属で、日本各地の山林中に生える落葉木本つる植物です。
紅葉が美しく、山に行くと何処からも見えるように大きな幹に絡まって美しい紅葉を見せてくれるのが特徴で、その時期は特に目につきます。
花も実もそれほど目立たず、他の木に紛れている蔓性の落葉樹です。人によってはかぶれるので、注意が必要です。
上のツタウルシ(蔦漆)は、2007年8月5日に裏磐梯で撮影したものです。
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ツタウルシ(蔦漆)の特徴
ツタウルシ(蔦漆)雄株 2005年6月18日 撮影 裏磐梯五色沼付近
ツタウルシ(蔦漆) 2005年6月18日 撮影 裏磐梯五色沼付近
和名 | ツタウルシ(蔦漆) |
学名 | Toxicodendron orientale |
科名・属名 | ウルシ科 ウルシ属 |
分布 | 日本各地の山林、南千島、サハリン、台湾、中国 |
花期 | 初夏 |
特徴 | 山林中に生える落葉木本つる植物。 茎は気根を出し他の木や岩上を這い長さ3mくらい、褐色の毛があります。 3小葉の複葉で小葉は長さ4~15cm、裏面脈上に褐色の毛があります。 ほかは無毛。秋の紅葉は美しい。雌雄異株。 花序は長さ3cmくらい、褐色の毛があります。 体質によってはかぶれます。 和名蔦漆は蔦に似たつる性のウルシの意。 |
ツタウルシ(蔦漆) 2006年7月5日 撮影 利尻沓形岬公園