オオバコ(大葉子)は、オオバコ科・オオバコ属で、日本各地の日当たりの良い道端や荒地などに普通に見られる多年草です。
花期の全草を天日で乾燥したものを車前草(しゃぜんそう)といい日本薬局方に収録された生薬で、人気の健康茶としても利用されているようです。
ヘラオオバコ(箆大葉子)は、オオバコ科・オオバコ属で、ヨーロッパ原産の帰化植物ですが、現在の健康ブームでハーブとして利用する方もいるようです。
上のヘラオオバコ(箆大葉子)は、2006年7月14日に礼文島で撮影したものです。
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ヘラオオバコ(箆大葉子)の特徴
ヘラオオバコ(箆大葉子) 2003年7月20日 撮影 赤城山
ヘラオオバコ(箆大葉子) 2006年7月4日 撮影 礼文島
和名 | ヘラオオバコ(箆大葉子) |
学名 | Plantago lanceolata |
科名・属名 | オオバコ科 オオバコ属 |
分布 | ヨーロッパ原産 |
花期 | 6月~8月 |
特徴 | 葉は長さ10~20cm、幅1.5~3cmのへら形で細長く、オオバコの仲間としてはずいぶん感じが違います。 葉の間から20~70cmの花茎をのばし、小さな花を穂状につけます。花序は幅1~1.7cmと太く長い雄蘂がよく目立つ。 ヨーロッパ原産の1年草で江戸時代末期に渡来したといわれます。 現在では各地の道ばたや荒れ地、牧場地などに帰化しています。 ヘラオオバコはハーブとして利用されているようです。 |
ヘラオオバコ(箆大葉子) 2006年7月4日 撮影 礼文島
オオバコ(大葉子)の特徴
オオバコ(大葉子) 2006年8月25日 撮影 八千穂高原自然園
和名 | オオバコ(大葉子) |
学名 | Plantago asiatica |
科名・属名 | オオバコ科 オオバコ属 |
分布 | 日本全土 |
花期 | 4月~9月 |
特徴 | 日当たりの良い道端や荒地などに普通に見られる多年草。 葉は長さ4~15cm、幅3~8cmの卵形または広卵形。または楕円形と変化が多い。葉柄は長く断面は半月形。 根生葉の間から高さ10~20㎝の花茎を数本伸ばし小さな花を穂状にびっしりつけます。 現在では各地の道ばたや荒れ地、牧場地などに帰化しています。 花期の全草を天日で乾燥したものを車前草(しゃぜんそう)といい日本薬局方に収録された生薬です。 |