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広告 自然野中の花科名ーカ行

帰化植物のアラゲハンゴンソウ、オオハンゴンソウ、ルドベキア・タカオ

アラゲハンゴウソウ

アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)は、北アメリカ原産の1~2年草で、鑑賞用として入ってきましたが、現在は北海道の牧場や東北地方の原野に、次いで関東に及び、現在では近畿地方や四国にも野生化していまが、零れ種から殖えているようで、私が知る限りでは涼しい地方に生えているようです。上の写真のアラゲハンゴウソウは蓼科湖畔でとてもきれいに咲いていました。

オオハンゴンソウは多年草で、繁殖力が旺盛です。下のオオハンゴウソウの写真は、日光の中禅寺湖畔に大群生していた写真です。

ルドベキア・タカオは多年草で夏の花として、育てられることが多いようです。

園芸品種も作出されて、夏の花として好んで育てられているようです。

上のアラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)は、2007年7月21日に蓼科湖畔で写した花です。


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アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)の特徴

アラゲハンゴウソウ

アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草) 2007年7月21日 撮影 蓼科湖畔


         
和名アラゲハンゴンソウ(荒毛反魂草)
学名Rudbeckia hirta var. pulcherrima
科名・属名キク科 オオハンゴンソウ属
分布北アメリカの西部
花期6~10月
特徴

花径6~10cm高さ30~80cmの1年草。

筒状花は暗紫色で、夏から秋いかけて開花します。

北アメリカの西部の原産で1930年ごろから、北海道の牧場や東北地方の原野に、次いで関東に及び、現在では近畿地方や四国にも野生化しています。

上は蓼科湖畔に群生しているアラゲハンゴンソウはとてもきれいでした。

園芸品種もつくられています。

オオハンゴウソウ(大反魂草)の特徴

オオハンゴンソウ

オオハンゴウソウ(大反魂草) 2008年9月4日 撮影 日光の中禅寺湖畔

オオハンゴンソウ

オオハンゴンソウ(大反魂草) 2008年9月4日 撮影 日光の中禅寺湖畔

         
和名オオハンゴンソウ(大反魂草)
学名Rudbeckia laciniata
科名・属名キク科 オオハンゴンソウ属
分布北アメリカ原産。帰化植物
花期6~10月
特徴

明治時代中期に観賞用に導入されたが、逸出して鉄道線路沿いや河川敷などの湿った土地に大群落を形成するようになっています。

多年草で根株から茎をそう生し、上部で分岐して高さ2mにもなります。

筒状花は緑黄色で、夏から秋に開花します。

茎下部の葉は長い柄があり5~7深裂し、裂片には粗い鋭鋸歯があります。上部の葉は短~無柄で互生します。

日光の中禅寺湖畔の小高いところに広大な群生地がありました。草丈が高いので分け入ることもできないような群生でした。

ルドベキア・タカオの特徴と育て方

ルドベキア・タカオ

ルドベキア・タカオ 2007年9月28日 撮影 わんぱく公園

ルドベキア・タカオ

ルドベキア・タカオ 2002年11月6日 撮影 五十里湖近辺

         
和名ルドベキア・タカオ
学名Rudbeckia triloba
科名・属名キク科 オオハンゴンソウ属
分布北アメリカ原産。
花期6~10月
特徴

トリロバ種は径5cmほどの黄色い花を株いっぱいに咲かせます。

日本では、ルドベキア・タカオの名前でよく知られてます。

筒状花が黒く、舌状花が黄色い3~4cmの小花をたくさんつけます。

草丈は1m程度に伸びるが、切り戻すと背丈を低く咲かせることができます。

ルドベキアは、あらゆるところに群生を作って特定外来生物となり、駆除されていますが、丈夫で育てやすいために園芸品種も作出されて、公園などに植えられています。

また切り花などに便利なために栽培されています。

冬を越せれば毎年咲いてくれます。株の寿命が短いようで、零れ種でも生えますが、種を播いた方が安心です。

野生化するほど丈夫ですが、ルドベキアの野生を見るのは涼しい地方なので、高温多湿には弱いし、寒さにもあまり強くないようで、群生しているのは零れ種で条件の良いところに生えているようです。

日当たりの良い場所で、水はけのよい場所が適しています。

4月から10月に、緩効性の化成肥料を施します。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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