アザミに似た花が咲きますが、葉は楕円形で、丸い感じで鋸歯がありますが、アザミとは区別ができる葉をつけます。
アサマヒゴタイは同じ仲間ですが、関東地方、中部地方東北部に生え、茎は細く、高さ50~90cmになり、狭い翼があります。花はアザミに似た花が咲きます。
上のクロトウヒレン(黒唐飛簾)は、2004年8月7日に栂池自然園で写した花です。
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クロトウヒレン(黒唐飛簾)の特徴
クロトウヒレン(黒唐飛簾) 2005年8月4日 撮影 栂池自然園
クロトウヒレン(黒唐飛簾)葉 2005年8月4日 撮影 栂池自然園
和名 | クロトウヒレン(黒唐飛簾) |
学名 | Saussurea nikoensis var. sessilifora |
科名・属名 | キク科 トウヒレン属 |
分布 | 本州(福島、群馬、新潟、富山、石川、福井、長野、岐阜県)の亜高山帯~高山帯の開けた草地に生える多年草。日本固有 |
花期 | 7月下旬~9月 |
特徴 | 亜高山帯~高山帯の開けた草地に生える多年草。 高さ30~50cm。茎の上部にも茶褐色の毛が密生します。 葉身は長さ3~10cm。葉柄は長さ3~8cm、茎に流れて狭い翼をつくります。 頭花は直径約1.5cm。総苞の外片は卵形で先はとがり、少し反り返ります。頭花は1茎に1~6個つき、ほとんど無柄。総苞は球形、暗紫色で茶褐色の毛が密生します。 |
アサマヒゴタイ(浅間平江帯)の特徴
アサマヒゴタイ(浅間平江帯) 2003年9月6日 撮影 池の平湿原
和名 | アサマヒゴタイ(浅間平江帯) |
学名 | Saussurea nipponica var. savatieri |
科名・属名 | キク科 トウヒレン属 |
分布 | 本州(関東地方、中部地方東北部) |
花期 | 9~10月 |
特徴 | 山地に生える多年草。 茎は細く、高さ50~90cmになり、狭い翼があります。 根生葉は花時に残り、卵形で長さ12~18cm。 総苞は長さ1~1.4cmで総苞片は長い。 |