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広告 自然の中の花科名ーサ行

アオマムシグサ(青蝮草)とマムシグサ(蝮草)の比較

アオマムシグサ(青蝮草)

アオマムシグサ(青蝮草)は、山地や原野の湿った林床に生え、仏炎苞が緑色になるものをアオマムシグサというようです。

しかし、マグシグサは、変異が著しく中間的な形態を示すものも多く、植物学者でも分類が異なるため、分類が難しいようですが一般的に、アオマムシグサ、マグシグサと思われるものを載せています。

マムシグサは、テンナンショウ属の中でもあまり好かれない植物なのはマムシを思い起こさせる植物だからのようです。

わが家は近くに山はありませんが、何かの種についてきたのか、1昨年あたりから咲き始めたので抜きましたが、咲くまでに数年はかかっていただろうと思います。

仲間のマムシグサ(蝮草)の写真と特徴を下に載せています。

上のアオマムシグサ(青蝮草)は、2003年6月6日に那須沼原近辺で撮影したものです。

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アオマムシグサ(青蝮草)の特徴

アオマムシグサ

アオマムシグサ(青蝮草) 2008年6月22日 撮影 釧路湿原


         
和名アオマムシグサ(青蝮草)
学名Arisaema serratum
科名・属名サトイモ科 テンナンショウ属
分布北海道、本州、四国、九州
花期4月~6月
特徴

山地や原野の湿った林床に生えます。 形状に変異が多い多年草で、成長すると高さ50~60cmになります。

仏炎苞が緑色になるものをアオマムシグサといいます。

葉は鳥足状の複葉で小葉は長楕円形、葉先は鋭く尖り葉縁は波打ちます。

花は、仏炎苞苞の中に伸びた付属体下につき、成長や栄養の状態によって、雄花から雌花に変化する性転換植物として知られています。

雌雄異株の多年草ですが、小苗のうちは雌雄どちらでもなく、少し育つと雄株に、充実した株になると雌株になりますが、雌株になっても弱った株は雄株に戻るようです。

雄株には出入り口がありますので、雄蕊を付けた虫が雌株にもぐり込んで受粉を掏るようですが、出口がないので死んでしまうようです。

マムシグサはかなり大きくなり、茎の模様が蛇を思わせることから、あまり好かれない野草です。

マムシグサ(蝮草)の特徴

マムシグサ

マムシグサ(蝮草) 2004年5月29日 撮影 日光植物園


         
和名マムシグサ(蝮草)
学名Arisaema serratum
科名・属名サトイモ科 テンナンショウ属
分布北海道、本州、四国、九州
花期4月~6月
特徴

山地や原野の湿った林床に生えます。 形状に変異が多い多年草で、成長すると高さ50~60cmになります。

筒状の葉鞘が重なって花茎を抱き、茎のように見える部分を偽茎という。偽茎には紫褐色の斑点があります。

葉は2個つき、小葉は7~15個。

仏炎苞は淡緑色から淡紫色で白いすじがあり、舵部は長く伸びる。花序の付属体は直径6~7㎜。

雌雄異株の多年草ですが、小苗のうちは雌雄どちらでもなく、少し育つと雄株に、充実した株になると雌株になりますが、雌株になっても弱った株は雄株に戻るようです。

雄株には出入り口がありますので、雄蕊を付けた虫が雌株にもぐり込んで受粉を掏るようですが、出口がないので死んでしまうようです。

マムシグサはかなり大きくなり、茎の模様が蛇を思わせることから、あまり好かれない野草です。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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