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ハッカ(薄荷)の特徴ーシソ科・ハッカ属

ハッカ

ハッカ(薄荷)は、シソ科・ハッカ属の日本全土の日当たりが良くてやや湿り気のある所に自生する多年草です。

目が疲れたとき、葉をもんで目をこすり、目薬のかわりに用いたので目草とも言います。古くは目貼リ草、目ざめ草とも呼んだようです。

葉っぱを軽くこするとただよう清涼感のある香りが特長で、ハーブとして有名な植物です。

仲間のミントは北半球の温帯やアフリカに25種が分布しているようですが、日本にはハッカの他、稀にヒメハッカが見られるようです。

上のハッカ(薄荷)は2004年9月18日に花之江の郷で撮影したものです。

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ハッカ(薄荷)の特徴

ハッカ

ハッカ(薄荷) 2003年9月14日 撮影 日光植物園

         
和名ハッカ(薄荷)
別名メグサ
学名Mentha arvensis var. piperascens
科名・属名シソ科 ハッカ属
分布北海道、本州、四国、九州
花期8~10月
特徴

日当たりが良くてやや湿り気のある所に自生する多年草です。

高さ20~60cm。茎や葉、萼に軟毛があります。

葉は対生し、長さ2~8cm、幅1~2.5cmの長楕円形で先は尖り、葉脈がくっきりと深めに入り、縁に鋭い鋸歯があります。

上部の葉腋に長さ4~5㎜の淡紫色の花を輪生します。

目が疲れたとき、葉をもんで目をこすり、目薬のかわりに用いたので目草とも言います。古くは目貼リ草、目ざめ草とも呼んだようです。

ハッカはメントールを多量に含み、さわやかな香りがします。

古くから健胃、鎮痛に用い、香料としても利用されています。

日当たりの良い場所を好みますが、強い直射日光には弱いので、春から秋は半日陰の風通しの良い場所で育てます。

保水性のある用土が適しているので、庭植えは植える場所に腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおきます。

肥料は、春に新芽が伸びてきた頃に緩行性肥料を株元に少量与えるくらいで良いようです。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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