センリョウ(千両)は、センリョウ科・センリョウ属で、中部地方以西から琉球半島、朝鮮半島南部、台湾、中国、インド、マレー半島に自生する常緑小低木で、正月の縁起物として人気の高い植物です。です。
冬に生け花などに使った実を播くと翌年には発芽します。私も種を播いたことがありますが、発芽率は良い方でした。
よく似ている、マンリョウ(万両)や、カラタチバナはサクラソウ科ですが、ヒトリシズカ、フタリシズカがセンリョウ科です。
上のセンリョウ(千両)は、2004年1月9日にとちぎ花センターで撮影した花です。
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センリョウ(千両)の特徴と育て方
和名 | センリョウ(千両) |
学名 | Sarcandra glabra, Chloranthus glaber |
科名・属名 | センリョウ科 センリョウ属 |
分布 | 中部地方以西から琉球半島、朝鮮半島南部、台湾、中国、インド、マレー半島 |
花期 | 夏 熟果期:冬 |
特徴と育て方 | 山林の樹林下に生え、また観賞用に栽植する常緑小低木。高さ50~80cmで群生します。 葉は革質でつやがあり長さ8~18cm。 花は夏。 核果は冬に赤色まれに黄色に熟します。 和名はヤブコウジ科の万両に対して千両の意。 花の少ない冬に、美しい果実をつけるセンリョウは、正月の縁起物として人気の高い植物です。 生け花に使った実を播いて発芽したものを育てたことがあります。 関東地方以西では庭植えでも栽培できます。樹高が80cmほどになりますが、地下茎から毎年新しい茎が出て株が広がるので、切り花で楽しむこともできます。 植え場所や、管理場所は、明るい日陰で強風が当たらないは所で、腐植質に富んだ、水はけがよいところが適しています。 植えつけからしばらくの間は、土が乾いたら水を与えますが、夏の高温期、冬に極端に乾燥させないことが、実つきが良くなります。 3年以上たった古い枝や細い枝には、花がつかない(実がつかない)ので、3月に地際から剪定します。 冬に熟した種を播けば翌年には発芽します。発芽率は良いのでお正月用の生け花の実を播くと良いと思います。 |