ミゾソバ(溝蕎麦)はタデ科・イヌタデ属で、田の畦や水辺など、やや湿ったところに群生する高さ0.3~1mの1年草で、茎には下向きの刺があり下部は地を這います。
シロバナミゾソバ(白花溝蕎麦)は、ミゾソバの品種で純白の花を咲かせます。似ている花にヤマミゾソバもあり、確定するには種を見る必要があるようです。
上のボントクタデ(凡篤蓼)は、2004年10月24日に花之江の郷で撮影したものです。
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ミゾソバ(溝蕎麦)の特徴
ミゾソバ(溝蕎麦) 2003年9月30日 撮影 袋田
ミゾソバ(溝蕎麦) 2003年9月27日 撮影 鹿沼の山間
和名 | ミゾソバ(溝蕎麦) |
別名 | ウシノヒタイ |
学名 | Persicaria thunbergii, Polygonum thunbergii |
科名・属名 | タデ科 イヌタデ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 7~10月 |
特徴 | 田の畦や水辺など、やや湿ったところに群生する1年草。 高さ0.3~1m。茎には下向きの刺があり下部は地を這います。 葉は互生し、長さ4~10cmの卵状ほこ形、先は鋭く尖り基部は耳状にはりだし、両面とも星状毛と刺があります。 花は枝先に10数個集ってつきます。花被は長さ4~7㎜で5裂し、裂片の上部は紅紫色、下部は白色。 別名は葉の形が牛の顔(額)を思わせることによります。 |
ミゾソバ(溝蕎麦) 2005年8月11日 撮影 尾瀬
ミゾソバ(溝蕎麦) 2005年9月2日 撮影 三国山
シロバナミゾソバ(白花溝蕎麦)の特徴
シロバナミゾソバ(白花溝蕎麦) 2005年9月2日 撮影 三国山
シロバナミゾソバ(白花溝蕎麦) 2003年9月14日 撮影 日光植物園
和名 | シロバナミゾソバ(白花溝蕎麦) |
別名 | ウシノヒタイ |
学名 | Persicaria thunbergii form. albiflora, Polygonum thunbergii f. vadicans |
科名・属名 | タデ科 イヌタデ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 7~10月 |
特徴 | ミゾソバの白花品種。 |