イソツツジ(磯躑躅)、ヒメイソツツジ(姫磯躑躅)はツツジ科・イソツツジ属ですが、イソツツジは亜高山帯~高山帯の湿地や林縁生える常緑の小低木で、ヒメイソツツジ(姫磯躑躅)は高山帯や、やや乾いた岩礫地に生え、私は大雪山系の岩礫地に生えているのを写しました。
イソツツジは、純白の球形の散房花序の花を咲かせ、北海道川湯温泉に大群生地があり、見事でした。ヒメイソツツジは主に北海道の分布は北海道の大雪山と道東の一部だけに限られるということだが大雪山系赤岳の風衝地で見ることが出来ました。
ヒメイソツツジは、イソツツジより丈が低く、葉も細く、優しい感じでした。
上のイソツツジ(磯躑躅)は、2008年6月22日に北海道川湯温泉で撮影したものです。
スポンサーリンク
イソツツジ(磯躑躅)の特徴
イソツツジ(磯躑躅) 2008年6月22日 撮影 北海道川湯温泉
イソツツジ(磯躑躅) 2005年5月31日 撮影 日光植物園
和名 | イソツツジ(磯躑躅) |
学名 | Ledum palustre ssp. diversipilosum var. nipponicum |
科名・属名 | ツツジ科 イソツツジ属 |
分布 | 北海道、本州(東北地方)。日本固有 |
花期 | 6~7月 |
特徴 | 亜高山帯~高山帯の湿地や林縁に生える高さ30~50㎝の常緑の小低木。 葉は長さ1.5~5㎝。ふちは裏側に少し折れ曲がります。 花は球形の散房花序につき、直径約1㎝。 果実は基部から割れます。 |
ヒメイソツツジ(姫磯躑躅)の特徴
ヒメイソツツジ(姫磯躑躅) 2005年7月14日 撮影 大雪山系黒岳