アオツヅラフジ(青葛藤)は、ツヅラフジ科・アオツヅラフジ属で本州から琉球半島、および台湾、朝鮮半島、中国、の暖帯から亜熱帯の山野に生える雌雄異株の落葉蔓植物です。
蔓は山野の樹木に絡みつきなら長く伸びます。径7㎜位、葉とともに細毛があります。
花は夏に咲き、6数性で雄蕊が3~6本で、あまり目立ちませんが、直径6~7㎜の球形で、粉白を帯びた黒色の果実はとても魅力的です。
上のアオツヅラフジ(青葛藤)は、2022年11月6日に庭で撮影したものです。
庭に生えてしまい、抜いても抜ききれに今年はきれいに実を付けました。
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アオツヅラフジ(青葛藤)の特徴
アオツヅラフジ(青葛藤) 2004年9月10日 撮影 上三依水生植物園入り口付近
アオツヅラフジ(青葛藤)果実 2005年10月12日 撮影 入沢林道
和名 | アオツヅラフジ(青葛藤) |
別名 | カミエビ、チンチンカズラ、ピンピンカズラ |
学名 | Cocculus trilobus |
科名・属名 | ツヅラフジ科 アオツヅラフジ属 |
分布 | 本州から琉球半島、および台湾、朝鮮半島、中国、の暖帯から亜熱帯 |
花期 | 夏 果熟期:10~11月 |
特徴 | 山野に生える落葉蔓植物。 蔓は長く伸び、径7㎜位、葉とともに細毛があります。 葉は互生し、長さ3~10cm、ふつう3浅裂します。 雌雄異株。上の花は雄花。 花は夏に咲き、6数性で雄蕊が3~6本。 果実は核果で直径6~7㎜の球形で、粉白を帯びた黒色に熟します。 別名のカミは神、エビはエビヅルに基づいた名。 |