ドクウツギ(毒空木)は、ドクウツギ科・ドクウツギ属で北海道、本州(近畿地方以北)の山地の河原、原野や岩礫地などに自生する落葉低木で日本固有種です。
花は4から5月に咲き、果実は初め赤く、後に黒紫色に熟します。
全木に即効性毒コリアミルチン(Coriamyrtin)を含みます。果実は熟すと甘いようですが、最も毒成分が多いということです。
上のドクウツギ(毒空木)は2007年8月5日に裏磐梯で撮影したものです。
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ドクウツギ(毒空木)の特徴
シドクウツギ(毒空木)葉 2007年8月5日 撮影 裏磐梯
和名 | ドクウツギ(毒空木) |
別名 | イチロベイゴロシ |
学名 | Coriaria japonica |
科名・属名 | ドクウツギ科 ドクウツギ属 |
分布 | 北海道、本州(近畿地方以北) 日本固有 |
花期 | 4~5月 果実:8~9月 |
特徴 | 山地の河原、原野や岩礫地などに自生する落葉低木。 高さ1.5mほどになり枝は4稜があります。 葉は対生し1本の枝に15~18対の葉がつき羽状複葉のように見えます。 葉身は6~8㎝幅2~3.5㎝の卵形、縁は全縁で両面とも無毛。 花は4から5月に咲き、果実は初め赤く、後に黒紫色に熟します。 全木に即効性毒コリアミルチン(Coriamyrtin)を含みます。果実は熟すと甘いようですが、最も毒成分あ多いということです。 |