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ツリバナ(吊花)の育て方

ツリバナ

ツリバナ(吊花)は、ニシキギ科・ニシキギ属で日本各地の山地に生える落葉低木ないし小高木で全体に無毛、枝は緑紫色です。

葉腋から長さ4~7cmの細い柄がある集散花序を出し、径7~8㎜の花をつけますが、花や実が垂れ下がることによりツリバナという名が付いたようです。

上のツリバナ(吊花)は2018年4月7日に自宅で撮影したものです。

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ツリバナ(吊花)の特徴と育て方

ツリバナ(吊花) 2018年4月7日 撮影 栽培品

           
和名ツリバナ(吊花)
学名Euonymus oxyphyllus
科名・属名ニシキギ科 ニシキギ属
分布日本、アジア東北部
花期5月~6月
特徴

山地に生える落葉低木ないし小高木。全体に無毛。枝は緑紫色。

葉は長さ3~10cm。

葉腋から長さ4~7cmの細い柄がある集散花序を出し、径7~8㎜の花をつけます。萼弁と花弁と雄蕊は5個。

果実に翼はない。

和名は吊花は花や実が垂れ下がっていることによります。

育て方

日当たりを好む植物なので、1日のうちに数時間だけ日が当たる場所や、木漏れ日が当たる半日陰で育てます。

生長が遅く、放任しても樹形を崩す事がなく管理がし易い樹木で、シンボルツリーとして人気があります。

腐葉土や堆肥をすき込み高植えにして植え込みます。

寒肥として、2月頃油粕や化成肥料などの緩効性肥料を施します。

鉢植えや盆栽の場合は4月下旬~5月に花芽ができたら、花芽は残して枝の先を摘みます。

植え替えは、休眠期の1月~2月下旬頃が適期です。

わが家は、植え替えの必要のない草物盆栽で育てています。

那須沼原近辺のツリバナ(吊花)

ツリバナ

ツリバナ(吊花) 2003年6月6日 撮影 那須沼原近辺

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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