ハエドクソウ(蝿毒草)は、ハエドクソウ科・ハエドクソウ属で、全国の、山野の林に生える、高さ30~70cmの多年草1属1種です。
和名ハエドクソウは、蠅毒草の意で、この植物全体に有毒成分があり、根をすりおろしたり、煮詰めた汁でハエ取り紙をつくるのに使われていることに由来します。
上のムラサキサキゴケ(紫鷺苔)は2003年9月14日に日光植物園で撮影したものです。
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ハエドクソウ(蝿毒草)の特徴
ハエドクソウ(蝿毒草)葉 2006年9月29日 撮影 仙人ヶ岳
和名 | ハエドクソウ(蝿毒草) |
別名 | ハエトリソウ |
学名 | Phryma leptostachya subsp asiatica |
科名・属名 | ハエドクソウ科 ハエドクソウ属 1属1種 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 4月~5月 |
特徴 | 山野の林に生える、高さ30~70cmの多年草。 葉は対生し長さ7~10cm、幅4~7cmの卵形~長楕円形で粗い鋸歯があります。 根花は穂状につき、白色でしばしば淡紅色を帯びます。 蕾は上向きだが開花すると横を向き、果期には下を向きます。 花冠は唇形で長さ5~6㎜。萼の上唇には刺が3個あります。 |
ハエドクソウ(蝿毒草) 2005年9月13日 撮影 仙人ヶ岳
ハエドクソウ(蝿毒草) 2006年9月29日 撮影 仙人ヶ岳