ミツバツチグリ（三葉土栗）は、バラ科・キジムシロ属で、日本全土の山野の日当たりの良いところに生える高さ１５～３０cmの多年草です。
キジムシロ（雉蓆）は、本州、四国、九州の田の畦など、やや湿ったところに生える多年草ですが、よく似ています。
ミツバツチグリの花は、直径１．５～２cmと、キジムシロの直径約８㎜に比べて大きい。ミツバツチグリの葉は３小葉ですが、キジムシロは、５小葉ですが、茎の上部では３小葉になります。
上のミツバツチグリ（三葉土栗）は２００４年５月２９日に日光植物園で撮影したものです。
スポンサーリンク
ミツバツチグリ（三葉土栗）の特徴
ミツバツチグリ（三葉土栗）葉 ２００４年５月２９日 撮影 日光植物園
ミツバツチグリ（三葉土栗） ２００５年６月１８日 撮影 裏磐梯五色沼
ミツバツチグリ（三葉土栗）葉 ２００５年６月１８日 撮影 裏磐梯五色沼
| 和名 | ミツバツチグリ（三葉土栗） |
| 学名 | Potentilla freyniana |
| 科名・属名 | バラ科 キジムシロ属 |
| 分布 | 日本全土 |
| 花期 | ４月～５月 |
| 特徴 | 山野の日当たりの良いところに生える高さ１５～３０cmの多年草。 地下に肥大した根茎があり、匐枝を出します 葉は３小葉からなり、匐枝につく葉は少し小さい。 花は黄色で直径１．５～２cm。 和名はツチグリに似ていて、葉が３葉であることによります。 |
キジムシロ（雉蓆）の特徴
キジムシロ（雉蓆） ２００６年４月４日 撮影 仙人ヶ岳
キジムシロ（雉蓆） ２００６年４月４日 撮影 仙人ヶ岳
| 和名 | キジムシロ（雉蓆） |
| 学名 | Potentilla kleiniana |
| 科名・属名 | バラ科 キジムシロ属 |
| 分布 | 本州、四国、九州 |
| 花期 | ５～６月 |
| 特徴 | 田の畦など、やや湿ったところに生える多年草。 全体に伏し毛があり、茎は地を這います。 葉は５小葉からなるが、茎の上部では３小葉。 花は黄色で直径約８㎜と小さく、茎の上部に集散状につきます。 |
キジムシロ（雉蓆） ２００５年４月５日 撮影 大柿カタクリの里
キジムシロ（雉蓆） ２００５年４月５日 撮影 大柿カタクリの里
