ホザキナナカマド(穂咲七竈)は、バラ科・ホザキナナカマド属で、東北地方北部、北海道。朝鮮半島、中国東北部の温帯の山地に生える高さ2~2.5m落葉低木です。
雄蕊は40~50本もあるのが特徴です。高さが1m程度の中国原産のニワナナカマドが栽培されることが多いようです。
ヤマブキはバラ科・ヤマブキ属で日本、朝鮮半島、中国の低山や丘陵地に普通に生える落葉低木で、新しく出た短い側枝の先端に鮮黄色の花が1個ずつ咲きます。
万葉集に詠まれたヤマブキの歌が17首あることから、古くから愛されている花であることが分かります。
上のホザキナナカマド(穂咲七竈)は、2004年9月18日に花之江の郷で撮影したものです。
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ホザキナナカマド(穂咲七竈)の特徴
和名 | ホザキナナカマド(穂咲七竈) |
学名 | Sorbaria sorbifolia |
科名・属名 | バラ科 ホザキナナカマド属 |
分布 | 東北地方北部、北海道。朝鮮半島、中国東北部の温帯 |
花期 | 夏 |
特徴 | 山地に生える落葉低木。高さ2~2.5m。 葉は互生し、奇数羽状複葉。小葉は8~11対、小葉の長さは4~10cm、裏面にラシャ状に毛を密生します。 花は白色。複総状花序につき、径8~10㎜。雄蕊は40~50本。袋果は基部で合着します。 |
ヤマブキ(山吹)の特徴
ヤマブキ(山吹) 2007年4月22日 撮影 群馬フラワーパーク
ヤマブキ(山吹) 2004年4月17日 撮影 仙人ヶ岳
和名 | ヤマブキ(山吹) |
学名 | Kerria japonica |
科名・属名 | バラ科 ヤマブキ属 |
分布 | 日本、朝鮮半島、中国 |
花期 | 4~5月 |
特徴 | 低山や丘陵地に普通に生える、高さ1~2mの落葉低木で、株立ちになります。 葉は互生し葉身は長さ4~8cm、幅2~4cmの倒卵形または長卵形で、質は薄い。先端は鋭く尖り、基部は円形またはややハート形。ふちには重鋸歯があります。 葉柄は長さ8~10㎜、まばらに毛があります。 新しく出た短い側枝の先端に鮮黄色の花が1個ずつ咲き、花径3~5cm、花弁は倒卵形で先はまるく、わずかにへこみます。雄蕊は多数、花柱は5~8個あります。 そう果は、長さ約4㎜の広楕円形で、1~5個集まってつき9月ごろには暗褐色に熟し、種子は長さ2.5~3㎜の半円形で淡褐色。 万葉集に詠まれたヤマブキの歌が17首あり、古くから愛されている花であることが分かります。 |
ヤマブキ(山吹) 2003年5月3日 撮影 花之江の郷
ヤマブキ(山吹) 2003年4月19日 撮影 高尾山