キリンソウ(黄輪草)はベンケイソウ科・キリンソウ属で、北海道、本州、四国、九州の高山帯の海岸の岩上や山地草原、林縁に生える多年草です。
ホソバノキリンソウ(細葉の黄輪草)はベンケイソウ科・キリンソウ属で、北海道、本州(中部地方以北)の山地草原や林内に生える多年草です。
ホソバノキリンソウは、キリンソウに似るが、葉は細く、長さ3~6cmの披針形~倒卵状披針形で、鋸歯が基部まであり、花が密につくことで区別できます。
上のキリンソウ(黄輪草)は、2006年8月25日に麦草峠で撮影したものです。
スポンサーリンク
キリンソウ(黄輪草)の特徴
和名 | キリンソウ(黄輪草) |
学名 | Phedimus aizoon var. floribundus |
科名・属名 | ベンケイソウ科 キリンソウ属 |
分布 | 北海道、本州、四国、九州 |
花期 | 5~8月 |
特徴 | 海岸の岩上や山地草原、林縁に生える多年草。 高さ20~50㎝。 葉は互生し、長さ2~7㎝の広倒卵形~広倒披針形で上半部に鈍鋸歯があります。 茎頂に3出の集散花序を出し黄色の花を多数つけます。花弁は5個。 和名は黄色の花が輪状に咲くからといいます。 |
ホソバノキリンソウ(細葉の黄輪草)の特徴
ホソバノキリンソウ(細葉の黄輪草) 2004年7月24日 撮影 霧ヶ峰高原
和名 | ホソバノキリンソウ(細葉の黄輪草) |
学名 | Phedimus aizoon var. aizoon |
科名・属名 | ベンケイソウ科 キリンソウ属 |
分布 | 北海道、本州(中部地方以北) |
花期 | 7~8月 |
特徴 | 山地草原や林内に生える多年草。 キリンソウに似るが、葉は細く、長さ3~6cmの披針形~倒卵状披針形で、鋸歯が基部まであり、花が密につきます。 花弁は5個。雄蕊はキリンソウより短い。 茎頂に3出の集散花序を出し黄色の花を多数つけます。花弁は5個。 和名は黄色の花が輪状に咲くからといいます。 |