センダイハギ(先代萩)は、マメ科・センダイハギ属で北海道~本州、樺太、朝鮮、東シベリア、北アメリカなど北方の海岸に自生する高さ40~80cmの多年草で、黄色のマメ科らしい花が目を引きます。
わが家も現在種から育てていてかなり育っていますが、間もなく花を見ることが出来るのではないかと思っています。
北海道などの寒冷地で花を写していますが、日当たりさえよければ関東地方では問題なく育つようです。
田植え前の田をピンクに染めるレンゲソウは、春の田園の風物詩だっが、化学肥料の全盛であまり見かけなくなっている、マメ科 ゲンゲ属のゲンゲ(レンゲソウ)を下に載せています。
上のセンダイハギ(先代萩)は、2006年7月3日に礼文島で撮影したものです。
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センダイハギ(先代萩)の特徴と育て方
和名 | センダイハギ(先代萩) |
学名 | Thermopsis lupinoides |
科名・属名 | マメ科 センダイハギ属 |
分布 | 北海道~本州、樺太、朝鮮、東シベリア、北アメリカなど北方の海岸に自生 |
花期 | 4~7月 |
特徴 | 海岸の砂地に群生する高さ40~80cmの多年草。 葉は掌状の3小葉からなります。小葉は長さ4~7cm、幅2~5cmの楕円形~倒卵形で、裏面に白い軟毛があります。 葉柄の基部の托葉は長さ3~4cmと大きく、小葉のように見えます。 花は黄色で長さ2~2.5cm。 豆果は扁平で長さ7~10cm。 |
育て方 | 日当たりと水はけのよいやせた土地を好みます。性質が強く、環境への適応性もあり、暖地でも水はけのよい用土で多肥多湿にならないよう注意すれば、栽培は容易です。 乾燥に強く、庭植えではほとんど水やりの必要はありません。鉢植えでは、多湿に注意し、用土が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。 鉢植えでは、秋に緩効性化成肥料などを置き肥として施し、葉が元気なうちに地中の芽を太らせて翌春の花つきをよくします。春に芽出し肥を少量施しておくと生育が良くなります。 鉢植えでは、山野草用培養土や、赤玉土、鹿沼土、腐葉土などの配合土などで2~3年ごとに植え替えます。 庭植えは株が広がるので植え場所を考えないと広がり過ぎます。 殖やすのは株分けか種まきですが、株分けは地下茎の、芽を確認して、30~50cmと少し長めに切ったほうが、花が咲きやすく、小さく切り分けると、花が咲くまで2年くらい育てる必要があります。 種まきは3月~4月、9月~10月にまきます。わが家は種から育てています。 |
釧路湿原、礼文島、野草園のセンダイハギ(先代萩)
センダイハギ(先代萩) 2008年6月22日 撮影 釧路湿原
センダイハギ(先代萩) 2006年7月3日 撮影 礼文島
センダイハギ(先代萩) 2005年5月31日 撮影 日光植物園
センダイハギ(先代萩) 2003年5月3日 撮影 花之江の郷
ゲンゲ(紫雲英)の特徴
ゲンゲ(紫雲英) 2005年4月15日 撮影 四季の森星野駐車場付近
ゲンゲ(紫雲英) 2003年5月3日 撮影 花之江の郷
和名 | ゲンゲ(紫雲英) |
別名 | レンゲソウ(蓮華草) |
学名 | Astragalus sinicus |
科名・属名 | マメ科 ゲンゲ属 |
分布 | 中国 |
花期 | 4~6月 |
特徴 | 中国原産の2年草で、水田の緑肥として栽培され、また野生化しているものもあります。 田植え前の田をピンクに染めるレンゲソウは、春の田園の風物詩だったが、化学肥料の全盛であまり見かけなくなってしまいました。 茎は地を這って広がり、高さ10~25cmになります。 葉は奇数羽状複葉。小葉は7~11個あり、長さ0.8~5cmの倒卵形または楕円形。 花は長さ約1.5cmで7~10個が輪状につきます。 豆果は黒く熟す。 和名の蓮華草は、蓮の花に似ていることによります。 |