レモンは、ミカン科・ミカン属でインド西北部から西アジアにかけての原産といわれる、高さ3~4mの常緑低木。枝に刺があります。果実は長さ6~10cm、市販のものは未熟のうちにとるため楕円形だが、完熟時にはほぼ球形ということです。
仲間のライムは、熱帯以外では生育が悪く、世界的に生産も少ないということです。
グレープフルーツは、ブンタンの突然変異といわれ、西インド諸島で生まれたようです。
上のレモンは、2005年1月10日にとちぎ花センターで撮影したものです。
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レモンの特徴
和名 | レモン |
学名 | Citrus limon |
科名・属名 | ミカン科 ミカン属 |
分布 | インド西北部から西アジアにかけての原産といわれる |
花期 | |
特徴 | 高さ3~4mの常緑低木。枝に刺があります。 葉は互生し長さ5~8cm、全縁。若芽は赤色を帯びます。 花は葉腋につき5枚の花弁は紫紅色。 果実は長さ6~10cm、市販のものは未熟のうちにとるため楕円形だが、完熟時にはほぼ球形。 栽培の歴史が古く、品種は非常に多い。 現在はイタリア半島とカリフォルニアがもっとも良く知られる産地。 |
ライムの特徴
ライム 2005年1月10日 撮影 とちぎ花センター
和名 | ライム |
学名 | Citrus aurantiifolia |
科名・属名 | ミカン科 ミカン属 |
分布 | インド原産 |
花期 | |
特徴 | ライムはインドの原産で、栽培種の中ではもっとも原種的なものです。 早くからヨーロッパに伝わり、その後、熱帯から亜熱帯の地方に分布し、今では西インド諸島や南アフリカでも生産されます。日本では小笠原諸島だけにあります。 低木で円形の樹姿をつくり、結果が早く豊産性です。 寒さにもっとも弱く、病害虫にも弱い。果実は小形でまるく約30~40g、果皮は緑黄色をしてなめらかで薄く、皮を剥くのは難しい。 果肉は柔らかく多汁で、酸が強く香りが高い。 香辛料として料理に加えたり、混合種に加え、また薬用にします。 種子は約10個で多胚です。 熱帯以外では生育が悪く、世界的に生産も少ない。 |
グレープフルーツの特徴
グレープフルーツ 2005年1月10日 撮影 とちぎ花センター
和名 | グレープフルーツ |
学名 | Citrus × paradisi |
科名・属名 | ミカン科 ミカン属 |
分布 | 東洋産ブンタンの実生の変種として、西インド諸島に生まれた |
花期 | 熟期は5~6月を中心に周年続く |
特徴 | ブンタンの突然変異といわれ、西インド諸島で生まれました。 結果状態がブドウのように房状につくのでこの名がついたというが、そんな状態は見られなかった。 のちアメリカのフロリダに移されて産業的に発展してきました。 |