キンコウカ(金黄花、金光花)は、キンコウカ科・キンコウカ属で、北海道(岩見沢市幌向、中標津町)、本州(東北地方、関東地方北部、中部地方の日本海側、滋賀・三重県)の低山帯~高山帯 の湿った岩上に生える多年草で日本固有種です。
群生するので、花時は小さな花ですが、黄金色の花が敷き詰められてとても素敵です。
私は高山帯で出会っているので、清涼な空気の中で出会った黄金色は今でも目の前に浮かびます。
上のキンコウカ(金黄花、金光花)は、2003年8月23日に八方尾根で撮影したものです。
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キンコウカ(金黄花、金光花)の特徴
キンコウカ(金黄花、金光花) 2005年8月4日 撮影 八方尾根
キンコウカ(金黄花、金光花) 2005年8月4日 撮影 八方尾根
和名 | キンコウカ(金黄花、金光花) |
学名 | Narthecium asiaticum |
科名・属名 | キンコウカ科 キンコウカ属 |
分布 | 北海道(岩見沢市幌向、中標津町)、本州(東北地方、関東地方北部、中部地方の日本海側、滋賀・三重県)。日本固有 |
花期 | 7~8月 |
特徴 | 低山帯~高山帯 の湿った岩上に生える多年草。 高さ15~60cm。 葉は左右から平たく跨状に互生します。長さ2~35cm、幅2~10㎜、先に硬点があります。 花は黄色で直径約1.5cm、1節に1個ずつつきます。 果実は蒴果、種子に糸状の付属体があります。 花が黄金色なのでこの名がついたと言われています。 |
キンコウカ(金黄花、金光花) 2003年8月2日 撮影 月山
キンコウカ(金黄花、金光花) 2000年7月30日 撮影 西吾妻