タケシマラン(竹島蘭)は、ユリ科・タケシマラン属で、日本全土の山地に生え、竹の葉に似た縞模様の蘭ということですが、ランではありません。葉腋から細い花柄を下げ、花を下向きにつけ、花被片は反り返ります。
オオバタケシマラン(大葉竹島蘭)は大型で、亜高山の林の中に生える多年草だが、タケシマランとの違いはオオバタケシマンの葉は茎を抱くことです。
上のタケシマラン(竹島蘭)は、2006年6月14日に尾瀬 鳩待峠で撮影したものです。
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タケシマラン(竹島蘭)の特徴
タケシマラン(竹島蘭) 2006年6月14日 撮影 尾瀬 鳩待峠
和名 | タケシマラン(竹島蘭) |
学名 | Streptopus streptopoides subsp. japonicus |
科名・属名 | ユリ科 タケシマラン属 |
分布 | 本州(北部、中部地方) |
花期 | 6月 |
特徴 | 山地に生える多年草。 茎は高さ20~50cmで普通2分枝します。 葉は長さ4~10cm。 葉腋から細い花柄を下げ、花を下向きにつけ、花被片は反り返ります。 果実は球形で赤く熟す。 |
オオバタケシマラン(大葉竹島蘭)の特徴
オオバタケシマラン(大葉竹島蘭)液果 2005年8月11日 撮影 尾瀬
和名 | オオバタケシマラン(大葉竹島蘭) |
学名 | Streptopus amplexifolius var. papillatus |
科名・属名 | ユリ科 タケシマラン属 |
分布 | 北海道、本州(中部地方以北) |
花期 | 6月~8月 |
特徴 | 亜高山の林の中に生える多年草。 茎は高さ0.5~1mで2~3分枝します。 葉は長さ6~12㎝、基部は茎を抱き、ふちに毛があります。 花柄の途中に関節があり、花柄の途中に関節があります。 液果は赤く熟す。 |