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広告 春の花・山野草の育て方

キバナホタルブクロの育て方

キバナホトトギス

キバナホタルブクロは森和夫氏の白頭山での発見種(講談社 山野草大百科より)とのことで、種から育てたキバナホタルブクロは日本のホタルブクロよりも小型でしまった感じに咲きました。

蕾がい薄い黄緑をしていて、花も白というよりは淡い黄緑に見える花でした。鉢植えにしていますので、どのくらいランナーで殖えるのかはわかりませんが、地植えにした時ホタルブクロのようにランナーで殖えても困りますし、枯れても困るので大切に育てています。

ホタルブクロは大好きなのですが、ランナーが他の弱い株の中に入ってしまい侵食して大切な植物を枯らしてしまいそうなのが心配です。

大好きな花をどのように育てたらよいか、いつも悩んでいます。

上のキバナホタルブクロは、自宅で2014年5月20日に撮影したものです。

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キバナホタルブクロの育て方

和名キバナホタルブクロ
学名Campanula punctata chinensis
科名・属名キキョウ科  ホタルブクロ属
分布白頭山での発見種
花期5月
特徴

高さ30cm前後で普通のホタルブクロよりも小型。

萼片の湾入部には反り返った付属帯があるのでホタルブクロと同じ。

花もホタルブクロとおなしくらいの大きさで、蕾が黄緑色をしていて、咲くと白に近い黄色なのでキバナと言うのかもしれない。

我が家では普通のホタルブクロよりも早く咲きました。

育て方

赤玉土、桐生砂、富士砂を各等量に混ぜ、排水をよくすると小型に育てられます。

小鉢で小さく作る場合は、油粕の固形か、粉末を春秋に少なめに施し、花をたくさん咲かせるには、若い株を選んで、秋から春の間に植え替え、普通に咲かせるには、年々大きい鉢に植え替えます。

地植えにすると、根茎からどこまでも殖えるので殖えても良い場所以外は植えない方が良いようですが、キバナホタルブクロは地植えにしたことがないのでどのくらい強健かは分かっていません。

現在は鉢植えにしてあるが、他のものと寄せて草物盆栽をつくろうと思っています。

朝鮮半島の白頭山で発見されたというキバナホタルブクロ

朝鮮半島の白頭山で発見されたというキバナホタルブクロは日本に自生しているホタルブクロより丈が低く、花茎がしっかりしているので倒れにくいようです。

キバナの名がついていますが、少し緑がかった蕾から咲く花は白に近くなりとっても清楚な感じに咲くホタルブクロです。

白いホタルブクロでもっと茎が太くしっかりと立ち上がって咲き花数が多いホタルブクロにはシマホタルブクロがありますが、野山でよくみられるホタルブクロヤマホタルブクロははふっくらとした紫色の斑点多いものが多く細い茎に大きな花を咲かせるので、花時は茎がしなっていることが多いようです。

それぞれに美しい花で人気があり、私も好きな花ですが、花茎を伸ばして殖えすぎるホタルブクロは植え場所を選ぶ必要があります。

また、園芸品種も多く出ているようで様々な色の花を楽しむことが出来ます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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