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ヒメトクサ(姫砥草)の育て方|仲間のツクシ(土筆)

ヒメトクサ

ヒメトクサ(姫砥草)は、北海道などの寒い地域の湿地などに自生している背丈が10~20cmほどでトクサをかなり小さくしたような姿の植物です。

湿地などに生えますので、あまり乾燥させない方が良いと思いますが、普通の鉢でもかなり殖えます。わが家は草物盆栽などにして鑑賞するので、少し大きな鉢で殖やしながら栽培しています。

下に仲間のツクシ(土筆)の写真と特徴を載せています。

上のヒメトクサ(姫砥草)は自宅で2013年9月11日に撮影したものです。

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ヒメトクサ(姫砥草)の特徴と育て方

ヒメトクサ

ヒメトクサ拡大 2013年9月11日 撮影 栽培品

 
和名ヒメトクサ(姫砥草)
別名ヒメドクサ、チシマヒメトクサ
学名Equisetum variegatum
科名・属名トクサ科 トクサ属
分布北海道などの寒い地域の湿地などに自生している
花期9月
特徴

背丈が10~20cmほどで茎のも1.5㎜ほどので繊細な先端に花芽を付けます。

トクサは繁殖力があり、はびこるがヒメトクサは繊細な感じが好まれて園芸用にこのんで用いられるようです。

冬に茎は枯れて、春に新しい芽が出てきます。

育て方

とても丈夫な植物だが、水を切らさないことが大切で、春は日当たりの良いところで夏は風通しの良い半日蔭位にした方がしっかり育ちます。

小さな鉢植えや草物盆栽として育てられることが多く、春から秋まで楽しむことが出来ます。

自生地は湿地帯のようだが、水を切らさなければ普通に育てることが出来、病気や害虫にも強く育てやすい植物です。

繁殖力が強く、すぐに根が詰まるので株分けをしないと根詰まりになるのでできれば毎年植え替えた方が良いようです。

我が家は根洗いの草物盆栽の作り方で用土を入れてあるので水を切らさなければかなりの年数を植え替えなしで楽しむことが出来るし、年数がたつほどに風格が出て来ます。

上の作品は作ってから4年ほどになっています。

ヒメトクサ(姫砥草)で草もの盆栽

ヒメトクサは草丈10㎝~20㎝と丈が低いので山野草会の展示会などに大きな作品に添えることで風情が出るので重宝します。

たくさん育てていると、水切れなどをおこすことがありみすぼらしくなった時のために3個ほど作っておいて良いものを使うようにしています。

かなり根が張るので、水切れが起きないように鉢皿に入れておきますが、作ったばかりはケト土が流れてしまうので麻ひもなどで結わえて、ケトの流失を防ぐようにしていますが、おもてにコケやオウゴンシダなどが付けば流れないようになります。

この作品は作ってから4年ほどになっているのでかなりしっかりしてきています。

ミズトクサも涼しそうで素敵ですが、ヒメトクサの方が丈が低く、乾燥にも幾分強いと思います。

狭い場所で楽しむのにとても良い植物です。

ツクシ(土筆)の特徴

ツクシ

ツクシ(土筆) 2003年4月5日 撮影 散歩道

 
和名ツクシ(土筆)
別名スギナ
学名Equisetum variegatum
科名・属名トクサ科 トクサ属
分布日本全土
花期3~4月
特徴

高さ10~20cm。

ツクシはスギナの胞子茎で童謡にも歌われ、早春の山菜としても広く親しまれています。

日本に生育するトクサ類では最も小柄で、栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシ(土筆)と呼び、ツクシの方は食用とされます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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-秋の花・山野草の育て方