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栗駒山

ミツバオウレン

ミツバオウレン

若い頃から好きだった登山(ハイキングのようなものだが)を再開したのは、娘が幼稚園に入る年齢になってからです。

宮城県の一番手軽で素敵なな山と言えば、栗駒山です。

秋田県、岩手県、宮城県の県境にまたがり、1時間強で登れるコースから、深い原生林のなかを5時間もかけて山頂に至るものまで、変化に富んだ登山コースが10本以上もあり、何度行っても飽きさせない山なのです。

その後、何度も何度もコースを変えては登ることができたが、最初栗駒は私たちをなかなか受け入れてくれませんでした。

初めて登る栗駒の一番手軽な中央コースは宮城県側にあり、車でブナ林の原生林を抜け、登山口のイワカガミ平に着く頃にはもう高山の景色で、登る前から山の雰囲気を満喫できるような所でした。

何年かぶりの山登りに、こころは踊りながらも、息を切らして中腹位まで上り詰めると、今まで晴れていた山は急に霧が立ち込め、視界がなくなって行くと共に、8月の朱夏のなかからはいった山も、アノラックを着ても震えるような寒さになってしまいました。

もう引き返すより他はなく、心を残して登山口あたりまで下ると、元の暑い空気に戻っていました。

夏登山ながら、3回くらいはそのように途中から引き返し、なかなか山頂を踏むことが出来ませんでした。

山頂に着くことが出来たのは、何年か後の、秋10月10日に、歩く場所もないほどの混雑のなかの登山だったと思います。

その日の晴天の頂上は雲ひとつ無く、報道のヘリコプターが混雑する頂上の人々を写すために、頭上を轟音を立てて回っていました。

栗駒の紅葉は美しい。中央コースは花が少ないのだが見晴らしは抜群で、真っ赤に紅葉した山並みが何処までも続くのを見渡しながらの登山です。

それから10月10日をその年の最後の登山と決めて、何度も何度も栗駒の紅葉を楽しみました。

2002.08.21 記

                                     

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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