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キンシナンテン(錦糸南天 清姫)の育て方

ナンテンは本州の関東より西、四国、九州など比較的あたたかい地域の山林に自生する常緑もしくは半常緑性の低木です。

栽培の歴史の古い樹木で江戸時代から明治にかけて100種以上の園芸品種がつくられた言われていて、上の小盆栽も園芸品種のキンシナンテン(清姫)です。

とても小さな苗を購入しましたが、かなり葉が茂って育つ丈夫な植物です。

上の錦糸南天(清姫)は2021年2月12日に撮影したものです。冬はもっと赤く紅葉しているのですが、春の色のようになってきました。下の画像が春から秋にかけての葉の色です。

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キンシナンテン(錦糸南天 清姫)の育て方

錦糸南天(清姫)紅葉 2018年10月30日 撮影 栽培品

錦糸南天 2018年10月30日 撮影 栽培品

和名錦糸南天(清姫)
学名Nandina domestica var.capillaris
科名・属名メギ科 ナンテン属
分布日本 中国中部
花期6~7月
特徴

ナンテンは本州の関東より西、四国、九州など比較的あたたかい地域の山林に自生する常緑もしくは半常緑性の低木です。

樹形は株元からたくさんの細い幹をまっすぐに伸ばして株立ち状になります。

栽培の歴史の古い樹木で江戸時代から明治にかけて100種以上の園芸品種がつくられた言われています。

それらの中の葉が糸の様に細くなるキンシナンテン(清姫)が上記の樹木です。

基本種のナンテンも育てたことがありますが、とても丈夫です。今の庭にも小鳥が運んでくる種からたくさんのナンテンが芽生えますが、根を張ると抜くのが大変なくらいねばりが良いので見つけ次第抜いています。

育て方

若いうちは放任で良いのですが、雑多になってきたら、枝の間引きなどをして樹形を整えます。

植え付けは春か秋がよく、日当たりか半日陰で育てます。

用土は地植えの場合は堆肥や腐葉土のたっぷり入った水はけと水もちを兼ね備えた、やや粘土質の土が適していますが、鉢植えは赤玉土に腐葉土を3割くらい混ぜたものを使い2~3年に1回の割で植え替えをします。

肥料が春と秋の置き肥か、液肥などを水代わりにやります。

カイガラムシが発生してスス病が併発しやすいので、カイガラムシが発生する春に薬剤散布をしますが、固くなったものは歯ブラシなどでそぎ落とします。

わが家は鉢植えや寄せ植え、草物盆栽などにしているが、春の目出しも秋の紅葉も綺麗なのが嬉しい。

増やすときは3月中旬から下旬で、前年の枝もしくはそれ以前の枝を15cmくらい切って赤玉土か鹿沼土に挿します。日当たりの良い場所で乾燥させないように管理すると2~3ヶ月で根が出ます。

錦糸南天(清姫)まとめ

錦糸南天は鉢植えで育てることが多いと思いますが、真夏以外は日光に当てた方が良いようです。

若い木は放任で良いがある程度育ったら、樹形を整えます。

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山野草栽培の基本と注意点

上の栽培法は、関東地方の狭い住宅地で夜間もエアコンの熱風が出ているような場所で栽培している、わが家を基準にしています。

高山植物や、山野草を育てるにはかなり過酷な場所で、工夫しながら育てています。

猛暑日が増えてきてからは厳しくなった面もありますが、植物が私たちの愛情にこたえてくれるように慣れてきているものも多くなっています。

鉢植えの場合、すべてに書くことが出来ませんでしたが、鉢底には軽石などのゴロ石を入れて水はけを良くしていますし、植物によっては溶岩の砕いたものを入れています。

鉢は山野草鉢のように水はけのよいものを用いています。

病気になりやすいものもあるので、用土は新しいものを使い、微塵を抜いて、湿らせてから使った方が良いとは思っています。

高山植物、それに準ずるものは毎年植え替えています。

私は宮城県の住宅地でも高山植物を育てたことがありますが、それほど気を遣わなくても、此処では育たないものも殖えすぎるくらいに育っていましたので、もっと楽に育てられるところの方が多いと思っています。

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